山田涼介主演『鋼の錬金術師』が3ヵ月の撮影経てついにクランクアップ!

#鋼の錬金術師

(C) 2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C) 2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
(C) 2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C) 2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会

今年5月にHey! Say! JUMPの山田涼介主演で実写映画化が発表された『鋼の錬金術師』が8月26日にクランクアップ! その様子を知らせるレポートが到着した。

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本作は、2001年に月刊「少年ガンガン」で連載がスタートし、2010年に惜しまれながらも終了した荒川弘の代表作が原作。全世界でシリーズ累計部数7000万部超という大人気のこのマンガを、『ピンポン』で日本映画の新たな1ページを切り開いた曽利文彦監督が実写映画化する。

3ヵ月に及んだ撮影は、世界観の表現を追求するため、街の建物などにかつて実際に錬金術師が存在した名残があるイタリアで6月にクランクイン。そのイタリアでの撮影は準備期間を含めて約1ヵ月。その後、日本各地でのロケ撮影を経て、前述のように8月26日にクランクアップを迎えた。

撮影中盤の8月5日には、原作者・荒川弘による撮影現場見学も実現! 荒川はキャスト・スタッフにねぎらいの言葉をかけると、精巧に作られた衣装やセットに見入り、作品の世界感が見事に表現されていることに満足の様子。現場に掲げてあった看板に直筆でイラストを描き、こうした荒川の存在に、スタッフ・キャストはさらに士気を高めてクライマックスシーンの撮影に挑んだ。

本作の撮影に、曽利監督は「制作においてはこれまでの日本映画ではやったことのない撮影スタイルをとるなど、新たな日本映画の可能性を追求してきました。イタリアでの撮影から始まり、約3ヵ月、キャスト、スタッフとともにリアルな映像については撮るべきものは撮れましたので、後は私には作品を完成させる義務があります。これから1歩1歩作りあげて行こうと思っています。ファンの皆様には、ぜひ応援頂けたらと思っております」と完成に向け、その意気込みを語っている。

『鋼の錬金術師』は2017年冬に全国公開となる。

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