ゲス不倫の元祖とも言える川谷絵音&ベッキーやゆうこりん夫&後輩アイドル、宮崎謙介議員など日本でもゲス不倫が続々と報じられていますね。実は中国でもこの夏、超弩級のゲス不倫が発覚しました。
世界中がリオ・オリンピックに湧いていた8月14日の夜中、中国の国民的人気俳優ワン・バオチャン(王宝强)がウェイボー(中国版ツイッター)で、妻マー・ロン(馬蓉)との離婚声明を発表しました。理由は、マー・ロンが自身のマネージャー、ソン・ジャ(宋)と不倫関係に陥ったから。
それからというもの、オリンピックのニュースは片隅に追いやられ、この不倫報道が人々の話題をかっさらう事態に。離婚声明から5日目のウェイボーでの閲覧数は50億! 中国の人口は13億人なので中国の全国民が約4度はこのニュースを見た計算で、中国全土がこの衝撃の愛憎ドラマに騒然となったのです。
ワン・バオチャンは貧しい農民の家に育ち、イケメンではありませんが、努力家であり親しみやすい、いわゆる中国人好みの”いい人”キャラ。苦労の末に、俳優としての評価を高めてきました。そんな純朴で善良なイメージを持つ人徳者の彼が、一番身近な人間からこんなヒドイ裏切りをされるなんて!と、中国国民は”加害者”であるマー・ロンとソン・ジャを大バッシング! ワン・バオチャンの離婚発表後、妻マー・ロンが彼の全ての資金を凍結して子どもたちとの面会も禁じたという報道もあり、ますます妻への非難が殺到することとなりました。
ワン・バオチャンの弁護士はすでに北京朝陽裁判所で妻を起訴し、離婚の公判を求めています。一方、妻のマー・ロン側も、ワン・バオチャンがウェイボーで発表した内容は自分の名声を侵害していると、弁護士を雇って争う姿勢を見せています。
マー・ロンの知り合いは、不倫はワン・バオチャンが先だと主張。彼と若い女性の親密写真と「Wechat」(中国版ライン)のトーク履歴もインターネットにアップされましたが、これは嘘であるというのが大方の見解です。
まだまだ終わりが見えない泥沼の不倫劇。中国国民は、パラリンピックやG20などよりもこの不倫の行方に興味津々。中国人もゲス不倫のニュースが大好きなようですね。(文:崔璐)
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