広瀬すず、山崎賢人がW主演をはたした『四月は君の嘘』の初日舞台挨拶が9月10日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬、山崎をはじめ、石井杏奈、中川大志、檀れい、新城毅彦監督が登壇した。
満員の観客を見渡した広瀬が「とにかく今日という日をものすごく楽しみにしていました」と挨拶すると、山崎も「やっと初日を迎えることができました。朝からこんなに集まっていただいてうれしく思います」と続けるなど、晴れやかな表情の2人。
原作は「月刊少年マガジン」で連載され、累計発行部数500万部を突破した新川直司による同名コミック(全11巻)。そんな人気作のヒロインを演じるにあたり、「死ぬほどプレッシャーがありました。死んじゃいそうでした」と振り返った広瀬。「原作ファンの中には(広瀬が演じたヒロイン)宮園かをりが生きているので、そこに命を吹き込んで演じるのがすごく難しく、今までにないチャレンジだなと思っていました。でも、現場にはカラフルな世界観があって。みんなで一緒になってその世界に染まっていったから、それが支えになりました」とコメントしつつも、「これ以上しゃべるとグワーッとなっちゃうから」と感極まった様子を見せた。
続けて中川も、山崎に向けて語りかける劇中のセリフ「無理かどうかは、女の子が教えてくれるさ」を披露することに。会場が「キャー!」という歓声に包まれる中、広瀬も「このセリフも現場でずっと言っていたセリフだったんで、一年越しに本物が見られて良かったです」と満足げな表情。この日もとても仲がいい山崎と中川に対して、司会者が「どこが好きですか?」という質問を投げる一幕も。それに対して中川が「全部好きですね」と切り出せば、山崎も「そうですね。全部ですね」と返答し、会場は大盛り上がり。広瀬、石井、中川がそれぞれ1998年生まれ、山崎が1994年生まれと、キャスト陣はほぼ同世代ということで、この日は終始、和気あいあいとした舞台挨拶となった。
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