俳優の窪塚洋介が、遠藤周作原作の「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化する『沈黙-サイレンス-』に続き、2作目となるハリウッド映画に出演、重量級の役を演じていることがわかった。
・窪塚洋介も出演! マーティン・スコセッシが遠藤周作の「沈黙」を日米キャストで映画化!
窪塚が出演しているのは『Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)』。『マルコビッチの穴』(99年)などのセットデザイナーや、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09年)などのアートディレクターとして映画界に地歩を築いてきたスローン・ウーレンの監督第2弾映画だ。
舞台は第2次世界大戦末期から戦後にかけてで、窪塚が扮するのは、エリザベス・バンクス演じる戦場カメラマンと太平洋の孤島で出会い、数十年をともに過ごすことになる日本兵のヒロオ役。小野田寛郎と横井庄一(ともに残留日本兵となった陸軍軍人)をモデルにした極限状態の日本人像への挑戦で、今秋クランクイン予定となっている。
「オーディションもなく、エリザベス・バンクス氏の相手役という、重要で面白い役ができるのはとても嬉しいことだし、誇りでもあります。また一つ役者としての軌跡を伸ばし、今後も着実にキャリアを積み上げて、世界の舞台でも力を活かせるよう、今秋の海外での撮影に臨みたいと思います。久しぶりに坊主頭かなあ(笑)」と続けている。
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