仲間由紀恵主演で、宮部みゆき原作「模倣犯」の9年後描く「楽園」初映像化

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仲間由紀恵主演『連続ドラマW 楽園』のキービジュアル
仲間由紀恵主演『連続ドラマW 楽園』のキービジュアル

仲間由紀恵主演で、映画化もされた「模倣犯」の9年後を描いた宮部みゆきのミリオンベストセラー「楽園」が初の映像化。WOWOWで連続ドラマ化されることがわかり、その特報映像が解禁となった。

[動画]仲間由紀恵主演・宮部みゆき原作の日曜オリジナルドラマ『連続ドラマW 楽園』特報

「模倣犯」は、2002年に芸術選奨文部科学大臣賞文学部門などに輝いた、累計発行部数420万部という宮部の代表作の1つ。今回、映像化される「楽園」はこの「模倣犯」で起こった事件から9年後を描いた作品だ。

ライター前畑滋子が再び、ある殺人事件の真相へと迫っていく謎が謎を呼ぶ展開の中、単なるミステリー要素だけでなく、家族に向き合う心の物語が描かれている。主役の滋子を演じる仲間は、これがWOWOWドラマ初出演。「模倣犯事件」のトラウマを抱えながらも、新たな難事件に立ち向かう勇敢な心を持った女性を演じる。

その仲間は、WOWOW初出演を主演で飾ることになった気持ちについて「WOWOWの作品は社会派ドラマとして、壮大なスケールだったり、骨太な内容だったりというイメージがありました。今回お話をいただいた時、WOWOWドラマへの挑戦、そして同じく初となる宮部みゆき先生の作品ということでとても嬉しく思いました」とコメント。

見どころについては「とてもテンポ良くストーリーが展開されていきますが、色々な謎が解っていくにつれ『その先は一体どうなるのだろう?』と引き込まれる内容になっています。なぜ事件は起こったのか……最終話に待ち受けている、タイトルにもある楽園に込められたメッセージとは? 全6話、最後まで楽しんでご覧ください」と述べている。

また原作の宮部は「仲間由紀恵さんが出演されているドラマや映画を楽しく拝見してきました。今回主人公を演じてくださることが何より嬉しいです。「楽園」は多少スーパーナチュラルな要素の入るミステリーですから、ファンタジックな部分がどのようにリアルに映像化されるのか……。私がいちばんオンエアを心待ちにしております」と話している。

日曜オリジナルドラマ『連続ドラマW 楽園』は2017年1月スタート(全6話)。毎週日曜 夜10時より放送となる(第1話無料放送)。