【韓流5選】いわゆる壁ドンや強引なキスなど、男性主導の愛情表現があまり見られなくなった韓国ドラマ。そのようなシーンがすぐに問題視される中、とりわけ男性脚本家はジェンダー表現に関して細心の注意を払わなければならない現実もあるようだ。そこで、今回は強い女性像を描いた韓国ドラマ5選を紹介。
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ヤクザ相手にも全くひるまない女主人公がカッコイイ!
『シークレット・ブティック』
本来の自分の地位を取り戻すために、奪った相手に復讐を仕掛けていく女主人公を描いた『シークレット・ブティック』。政財界をも巻き込んでの復讐劇だが、いわゆるコワモテのヤクザ相手にもひるむことなく、静かに啖呵を切る彼女がカッコイイ。コメディのイメージの強いキム・ソナが、かなりスリムになり、華麗なるファッションを身に纏うのもウットリさせられた。
貧しい出自をごまかしてまで上流ママに君臨!
『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』
最終回まで見ると、虚栄心が強く野心家の上流ママヒロインに共感せざるを得なくなる『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』。全てを思い通りに進めたいタイプの彼女には全く共感できず、絶対に友だちになれないタイプだとさえ思っていた。しかし、そういった行動はコンプレックスの塊の裏返しであり、いざという時には正義感の強いところを発揮。名前まで変えて徹底的に隠していた出自を知った時には、「よく頑張った」とエールを送りたくなった。
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どんなに酷い相手にも大きな愛で返す最強ヒロイン!
『椿の花咲く頃』
か弱く見えるものの、どんなに酷い悪口や嫌がらせをされても絶対に相手を恨まない女主人公が印象的な『椿の花咲く頃』。最初は、常に笑顔の彼女に少し苛立ちを覚えるところがあるが、シングルマザーで居酒屋を切り盛りしている以上、そうするしかない現実に気付かされる。そんな彼女の良さに気付いた純朴なイケメン警察官との恋愛には誰もが応援せずにはいられなくなるだろう。
いろいろな意味で“母は最強”と思わせる!
『パンドラの世界~産後ケアセンター~』
女性幹部としては最年少でも、産後ケアセンター(※)では最年長になってしまったキャリアウーマンママの悲哀を描いた『パンドラの世界~産後ケアセンター~』。出産直前、大きなお腹で得意先回りをするヒロインに、ついハラハラしてしまう。その他にも、高齢ママなら深く共感してしまう要素が満載。母乳VS完全ミルクについても個人的に大いに悩まされた部分であり、出産経験者ならなおのこと、感慨深い気分で見てしまうはず。
※産後ケアセンター:体調管理をしながら赤ちゃんとの生活リズムづくりをする施設。韓国特有のものだが、最近は日本にも登場している。
激動の時代を生き抜いた70代ヒロインの姿に感動!
『まぶしくて―私たちの輝く時間―』
最初はハン・ジミン演じる25歳ヒロインの話かと思いきや、途中から往年の名女優キム・ヘジャ演じる70代女性の激動の半生ドラマとなる『まぶしくて―私たちの輝く時間―』。展開に関しては、いわゆるどんでん返しと一言では片づけられないところがあり、かなりの衝撃を受けるかも。また、非常に閉鎖的だった1970年代韓国を生き抜いた女性たちをリスペクトする気持ちと共に、老後の人生についても考えさせられた。
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