7ORDER・長妻怜央が初主演映画の舞台挨拶に登壇!「撮影の最後までずっと緊張していました」
映画初主演の感想に加え、作詞・作曲・プロデュースした主題歌に込めた想いを語る
7ORDERの長妻怜央が初主演したサスペンス・コメディ映画『犬、回転して、逃げる』の公開を記念し、3月12日にシネ・リーブル池袋にて舞台挨拶が行われ、長妻、共演の宮澤佐江(元AKB48)、西垣匡基監督が登壇した。
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本作は長妻にとって初の主演映画。冒頭から「撮影の最後までずっと緊張していました。緊張を和らげるために『人』や『森』と書いていて食べていました」と長妻節を炸裂させ、監督が「『森』って書いたらどうなるんですか?」とツッコむと、「だいぶビタミン取れます!」と返答。会場は大爆笑に包まれた。
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西垣監督は、本作を撮っている最中にまた長妻と一緒に仕事をしたいと思ったそう。そんな長妻の魅力について、「一言で言うと、余白。普通に立っていても、『この人、怒っているのかな? 泣いているのかな? 笑っているのかな?』とこっちに想像力を与えてくれるような印象。僕がやりたい、押し付けがましくない、みんなが感じ取ってくれるようなコメディができる」と話した。
宮澤は、劇中の不思議なステップをするシーンについて、「(台本の)ト書きに、“スキップもどき”みたいに書いてあって、『スキップじゃないの?』となって。撮影日にスキップもどきみたいなものを3つ位持っていったら、1番やりたくなかったものが選ばれてしまって、すごく恥ずかしかった」と裏話を披露。それに対し、監督と長妻は「あれをできる人いない」「見たことがない動き」と絶賛した。
長妻は、主題歌「なんとかやってますわ」の作詞・作曲・プロデュースを担当している。この曲に関しては、「”一歩踏み出す勇気”までいかないくらいの、”今日はなんとかやってみますか”くらいの、一歩踏み出す一歩前の気持ちを表現しました」とその意図を明かした。
本作の影の主役は、なんと言っても犬の「天然くん」。宮澤は「天然くんのスケジュールに合わせて人間が撮影していました」と驚きの事実を暴露。長妻は「天然くんはいい子ちゃんでした。タイトルになっている『犬、回転して、逃げる』ということができるのかなと思ったら、2〜3テイクくらいでできて、すごいんですよ」とタレント犬の天才ぶりを話した。
最後に監督は「辛い時だとか、今日は乗り切れないという時に劇場に癒されに来ていただけるような映画になったらと思います」、宮澤は「完成した映画を見て、長妻くんや監督のインタビューを読んで、みんなで同じ気持ちで、同じことを想像して作れていたんだということを感じて、やっと安心しています。みんながいろんな気持ちを持ってこの映画を作ったということも含めて、ご覧いただけたら嬉しいです」とメッセージを伝えた。
初主演映画の公開記念舞台挨拶の回を即完売で迎えた長妻は、「僕のタイプの映画です。何回見ても素敵だなと思う映画です。後味が心地よくて、スッキリした気持ちにもなりますし、また見てみようと思います。皆さんの心にすーっと寄り添ってくれる。ワンちゃん含め、出ている方全ての方が素敵だなと思います。色んな人生を描いていて、共感できる部分がどこかあると思います。視点を変えると見方が変わると思う作品です」と作品にかけた想いを語った。
『犬、回転して、逃げる』は公開中。
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