『恋は光』の小林啓一監督が榎田尤利のBLのレジェンド原作をドラマ化
MBSのBLドラマ枠「ドラマシャワー」の継続が決定。これを記念して、2022年10月~12月に放送された『永遠の昨日』の“完全版”が4月から放送開始される。
・官能シーンも心情もしっかり描いた見事な実写化、丸木戸マキ原作『僕らのミクロな終末』
2022年4月から1年限定でスタートした「ドラマシャワー」枠は、『美しい彼』『恋と弾丸』など多くの大ヒットドラマを制作してきたMBSと、KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ・プロジェクト。これまでに『不幸くんはキスするしかない!」『永遠の昨日』『飴色パラドックス』『ジャックフロスト』など、多種多様なBLドラマを放送してきた。当初は1年限定のプロジェクトだったが、好評につき継続が決定。6月から2023年度第1弾として新作が放送される予定だ。
これを記念し、2022年10月~12月に放送された『永遠の昨日』が“完全版”として4月から放送決定した。『恋は光』(22年)の小林啓一監督が、榎田尤利のBLのレジェンド原作をドラマ化した本作は、交通事故にあった高校生の浩一と同級生の満が心を通わせ、生と性を見つめて懸命に“生きた”姿を描く。
小宮璃央と井上想良がW主演を務めた本作は、泣けるBLドラマの最高傑作として、完全版を熱望する声が多く上がっていた。今回、小林監督によって未公開映像を含めて再編集され、『永遠の昨日 完全版』として放送される。
山田浩一役の小宮は、「僕にとっても凄く嬉しいお知らせでした。放送中のみならず、放送が終わった後でも『永遠の昨日』を好きで居てくださる方々が多く嬉しい限りです。この作品を盛り上げてくださった皆様に感謝しております」と喜びを表した。
青海満役の井上は、「満と浩一の2人の世界は2人にしか分からないもので、2人だけのもので。そんな世界を楽しんで頂ければと思いますし、小林監督がその世界を更に素敵なものにしてくださいました」とコメント。
小林監督は、「オリジナルの『永遠の昨日』が完璧版だとすると、今回の完全版は完全(に僕の自己満足)版と思っていただければありがたいです。ギリギリまで悩んで選択しなかったショットやモノローグをほんの少しだけ追加させていただきました」と作品を紹介した。
『永遠の昨日 完全版』(全8話)は、MBS他にて4月13日より放送開始。
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