損害賠償金30万ドルを請求していたサンダーソンの訴え退けられる
グウィネス・パルトロウが2016年に起きたスキー・リゾートでの衝突事故の裁判に勝利した。
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2016年にユタ州のディアバレー・リゾートでスキー中に引退した検眼医のテリー・サンダーソンと衝突、サンダーソンは彼女が激突したことが現在も続く健康問題を引き起こしたと主張していた。
サンダーソンは損害賠償金30万ドルを請求したが、パルトロウは1ドルという象徴的な金額で反訴し、8日間にわたる証言を経て、30日(現地時間)にユタ州パークシティの裁判所はサンダーソンの訴えを退けた。
当事者であるパルトロウやサンダーソンのほか、スキー・リゾートのスタッフや医療専門家、目撃者など多くが証言台に立ったが、パルトロウの弁護士は最終弁論で、この裁判を通じてパルトロウは「パンチングバッグのように叩かれ続けた」とし、サンダーソンについて「彼女を殴り、傷つけて報われる資格はない」と語った。
証言によって、パルトロウは中程度のスキー経験者で、彼女の子どもたちとインストラクターと一緒に初級コースにいて、ゆっくり滑るスキーヤー向きの斜面側に居続けたことが明らかになった。現在76歳のサンダーソンはスキー上級者だったが、右目の視力を失っており、2人はゲレンデで衝突し、それぞれが相手に過失があったと主張していた。
サンダーソンの弁護士は、依頼者がこのスキー事故によって脳に問題が起こり、「人格が永久に変わった」としたが、パルトロウの弁護士はサンダーソンの症状は事故前から始まっていたと主張、さらに事故後のサンダーソンのSNSの投稿から彼が世界中を旅行し、活発に休暇を楽しんでいたことを示し、サンダーソンが事故によって「引きこもり」、「外傷性脳損傷によって生活の楽しみを失った」とする主張を覆した。
パルトロウ本人も「私はサンダーソン氏にぶつかられ、彼に落ち度がありました。私は彼にとても同情しています。彼は困難な人生を歩んできたようです。でも、私が事故を起こしたわけではありませんので、その後彼に起こったことについては、私に落ち度はありません」と証言した。
サンダーソンは当初、2019年にパルトロウを310万ドルの損害賠償で訴えたが、その後、30万ドルに減額した。パルトロウは、損害賠償金として象徴的な1ドルと弁護士費用を裁判所に求めていた。
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