【アジアンビューティー】トレンドやカルチャーの発信地として世界中から注目のスポット、アジア。このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがインスタグラムからアジアの魅力的なファッションアイコンやインフルエンサーのショットをピックアップしてご紹介します。今回は、約7.7万人のフォロワーを持つ中国のゲーマーにしてファッションブロガー、ミェミェをピックアップ。
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ラインストーンを使ったグラムロック風大胆メイク
トップ画像は、70年代のデヴィッド・ボウイを連想させる、グラムロック系のデコラティブなメイクが印象的な1枚。眉上の星形&下まつげのペイント、ラインストーンなど遊びゴコロ溢れるデザインが目を引きます。ベロ出しの表情やノーズクリップ、太目のレザーチョーカーといったロックテイスト的要素が各所に散りばめられているのも見逃せません。ノーズクリップのモチーフの元ネタは、おそらく雑誌「PLAY BOY」のキャラクター。グラムロックの語源はグラマラス(魅惑的な)で、音楽スタイルではなく演奏しているアーティストが顔に施していた華やかなメイクやコスチュームが命名の由来。そんなグラムロックの持つ退廃的な美しさがほんのり感じられるショットです。
フィッシュネットタイツで大胆ランジェリー見せ!
白×ピンクのロリータ系バニーガールコスプレで鏡に向かってセルフィー。相棒に任天堂ゲーム「星のカービィディスカバリー」に登場したキャラクター“エフィリン”を選ぶ辺りに、ゲーマー的センスがチラ見え。淡いパウダートーンで一見“ゆるふわ系”に見えるコスチュームですが、よく見るとデザインはかなり大胆。白のフィッシュネットタイツに超ハイレグの白のバニースーツを合わせて、あえてのランジェリー見せでセクシーに。ロリ風と見せかけて露出度が高いというギャップ萌えがエロさを加速させる1枚。タイツから透ける太もものタトゥーもセクシー。
ピンクトーンで甘く仕上げる王道のドーリーフェイス
ハイトーンヘアで白肌を強調して、小物もメイクも甘めのベビーピンクで統一した儚げでガーリーな1枚。ベース作りや色のグラデーションなどが全て絶妙で、ここには優れたメイクテクニックがたくさん詰まっています。特にハイライトの入れ方が秀逸!目頭・下まぶたのインサイド・鼻筋・鼻先・目の下・上唇中央のM字部分・あご先…とハイライトを入れる定番スポットにキレイにハイライトが入っていて、色味も肌馴染みが良いのにしっかり効かせられるゴールド系パールを選んでいるのもさすが。チーク・リップ・あご先にはじんわりにじみ出るような血色感をプラス。あご先に血色カラーを乗せることで、輪郭を丸くやさしい印象に仕上げているのがわかります。全体のふんわり感を壊さないように、目元はラインではなく束感つけまつ毛で強調。
ほぼコスプレに近いファッションや個性的で作り込んだヘアメイクを得意としているミェミェ。素顔からメイクを始めるHow to動画(https://www.instagram.com/p/Co6nTsIpAlh/)では、すっぴんも抵抗なく披露しています。メイク後の顔立ちはロリータ系の印象が強いですが、素顔は意外と清楚なお姉さん系。気になる方はぜひチェックを。(文:羽野ハノン/ライター)
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