トム・クルーズ主演『アウトロー』(13年)の続編となる『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の来日記者会見が11月8日にザ・ペニンシュラ東京で行われ、クルーズをはじめ、エドワード・ズウィック監督が出席。さらにズウィック監督がメガホンをとり、クルーズが主演した『ラスト サムライ』(03年)に出演した池松壮亮がゲストとして登場し、約13年ぶりの再会をはたした。
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本作は元米軍エリート秘密捜査官で、今は街から街へと放浪を続ける一匹狼、ジャック・リーチャーを主人公にしたアクション映画。スパイ嫌疑で逮捕された元同僚ターナー少佐の容疑に疑問を持ったジャックが、少佐を救い出し、ともに真相を追及していく姿を描く。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以来、1年3か月ぶりの来日となったクルーズは「日本に来られるのは名誉なことです。今回は特に『ラスト サムライ』で一緒に仕事をしたエド(エドワード・ズウィック監督)と一緒で本当に嬉しいよ」と挨拶。ズウィック監督も「『ラスト サムライ』は個人としてもプロのキャリアとしても非常な大切な作品でした。トムとの関係を築いた作品だし、忘れたことはないです」とにこやかに続けた。
また、『ラスト サムライ』についてはクルーズも「仕事で世界中をまわっているけど、各地で必ず『ラスト サムライ』のものにサインを求められるんだ。あの役柄を経験できたことは本当に貴重だったし、そんな素晴らしい作品を作った日本に戻って来られることを本当に誇りに思う」と思い入れたっぷりにコメント。
さらに、クルーズが「本当に楽しかったし、一生懸命やったんだ。彼は重要な役でパーフェクトだったし感動したよ。君を本当に誇りに思う」と改めて称えると、池松も「僕もあの頃は俳優になるとは自分で思っていませんでしたし、お2人に会っていなかったら東京にも来ていなかったかもしれません。お2人に出会えたことで人生が変わりましたし、お2人のおかげでまだまだ頑張っていけそうだなと思います」と恐縮した様子で応えていた。
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