King Gnuの井口理が初主演映画をひっさげ地元に凱旋!「生まれ育った場所での上映嬉しい」
伊藤ちひろ監督が井口の演技に太鼓判「委ねられるなと思いました」
King Gnuの井口理が主演する映画『ひとりぼっちじゃない』の凱旋舞台挨拶が、4月2日に井口の地元である長野県伊那市の伊那旭座で開催。井口に加え、伊藤ちひろ監督が登壇した。
『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)『スカイ・クロラ』(08年)の脚本家・伊藤ちひろが、自身の小説をもとに初監督した本作。人とのコミュニケーションが苦手な歯科医師・ススメが、マッサージ店を営むつかみどころがない女性・宮子に恋をしたことから、少しずつ自身と向き合い変化していく姿を描く。企画・プロデュースは、『GO』(01年)『ナラタージュ』(17年)の行定勲。
当日、イベントに登壇した主人公・ススメ役の井口は、「皆さん、こんにちは! 今日は、ありがとうございます。僕の地元、生まれ育った場所で上映が出来ることを本当に嬉しく思っています」と満席となった劇場に感慨深い表情で挨拶。「僕はずっとこの伊那旭座で子供のころから映画をたくさん見てきたので、自分の映画が公開されて嬉しいです」と笑顔を見せた。
伊藤監督は以前、井口と伊那市を訪れていたと明かし、「皆さんの顔が活き活きしていて嬉しいです。私は井口さんも出演している次回作『サイド バイ サイド 隣にいる人』でも伊那市で撮影させて頂いたので、我らが井口さんと舞台挨拶させて頂けるのは本当に嬉しいです!」と語った。
伊藤監督は映画を観た人々の声について、「たくさんの方が、想像していた以上に考察をしてくださっていて、励まされますし、楽しいです。作り手の気持ちを深く読んでくれて嬉しい!」と満足げ。井口は「演じていて、この映画に正解はないと思っていたので、皆さんの感想を読んで、あ! こういう捉え方もあるんだなっていう、僕も知りえないような読み解き方をしていたので、ここにいる皆さんも帰った後に思い出して(作品を)考えて頂けるといいのかなと思う」と述べた。
本作は伊藤監督自身が書いた小説の映画化となるが、伊藤監督は「原作を読んでもらって(井口さんは)ススメを凄く理解してくれていたので、脚本にする際に大きく変化はしていないです。井口さんが理解しているススメの中で演じてもらえるなって確信していたので、委ねられるなと思いました。」と井口に絶大な信頼を寄せた。また「井口さんが小さい頃、お母さんから絵本の読み聞かせをしてもらっていたと聞いたので、劇中のセリフにも入れさせてもらった」と舞台裏を明かした。
これまでの宣伝稼働についてを聞かれた井口は、「僕はこの映画を出来るだけ多くの人に観てもらいたくて、出来るだけ多くの舞台挨拶をしてTVや取材をしました。少しでもこういう映画が好きになってくれて、普段観ないような映画にチャレンジしてもらうきっかけになったらと思っています」と自身初となる映画の宣伝稼働を振り返った。
最後に伊藤監督は、「暖かく歓迎していただき嬉しかったです。この映画の公開も後半になってきていますが、新しい映画体験をしていただけたら嬉しいです。本日はありがとうございました」と感謝のコメント。
井口は「伊那旭座で、これだけの人に集まっていただき、この映画を伊那の皆さんに観て頂けていること自体が尊いと思っています。今日はありがとうございました」と締めくくり、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。
『ひとりぼっちじゃない』は公開中。
・[動画]井口理(King Gnu)、馬場ふみかに純愛か?狂気か?『ひとりぼっちじゃない』予告編
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