MBS開局65周年記念、渡辺謙がダメ親父演じるホームドラマを新春放送!

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新春ドラマ特別企画『しあわせの記憶』
新春ドラマ特別企画『しあわせの記憶』

MBSが開局65周年記念番組として、渡辺謙主演で、借金を抱え離婚し家を去った「風来坊」が、しばらくぶりに舞い戻り、別れた妻の再婚話や悩める2人の娘の生活に首を突っ込んでいく現代家族の姿を、ユーモアとペーソスたっぷりに描いた新春ドラマ特別企画『しあわせの記憶』を1月8日に放送する。

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主人公は事業の失敗から離婚し、5年前に家を出た太郎(渡辺謙)。出て行った家には、長女・夏波(北川景子)、次女・冬花(二階堂ふみ)、母・純子(麻生祐未)が今も暮らしている。そんな折、家賃滞納で金策に苦しむ太郎が、夏波の会社を訪ねてくる。ネット販売ビジネスが好調の夏波に金の無心に来たのだが、父親の代わりに一家を支えてきた夏波は、父親の相変わらずの風来坊ぶりに激怒する。

結局、太郎はかつて暮らしてきた家に転がりこむ。一方、夏波は共同経営者の友人・吉岡(三浦貴大)との関係がぎくしゃくし、冬花はアルバイト先のコンビニでチーフの田島(千葉雄大)に厳しく当たられ落ち込みがち。さらに、別れた妻の純子は、恋の相手・尾方(菅原大吉)を見つけるなど、太郎が手放した懐かしい家では、それぞれが新しい人生を歩み始めていた。幸せだった頃の思い出を胸によぎらせながら、太郎は不器用にそれぞれの葛藤に関わっていく。

脚本を手がけたのは、人気脚本家の大石静。今回はホームドラマの王道とも言えるテーマにあらためて挑み、年初めにふさわしく、清々しい爽やかな気持ちを届けるドラマに仕上がっている。

主演の渡辺は本作について、「新春ということで、脚本を読んだとき、こんな“ダメ男”の話でいいのかと不安になりました(笑)。ドラマを作り上げていく段階で、今はいろんな形態の家族が世の中に存在しているので、逆にすごくリアリティを感じるのかもしれないという気がしています。現代版の寅さんのような感じで演じていますが、今までにない不思議な形のドラマになっていると思います。ほっこりして笑えるところもあり、シリアスに家族を振り返るところもあり、家族で見られるほんわかしたドラマです。(ドラマの中にでてくる家族を見て)『うちはまだましかな?』と思って頂けると思います(笑)」とのコメントを寄せている。

新春ドラマ特別企画『しあわせの記憶』はTBS-MBS系全国ネットで、2017年1月8日午後9時より2時間スペシャルで放送となる。