白石和彌監督が挑むロマンポルノ『牝猫たち』の予告編と挿入歌情報解禁

#ロマンポルノ

『牝猫たち』
(C) 2016 日活
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『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ『牝猫たち』の予告編が解禁となった。

[動画]解禁となった映画『牝猫たち』予告編

本作は、生誕45周年を記念したロマンポルノリブートプロジェクトの一環で製作された作品で、28年ぶりに完全オリジナルの新作を公開する。白石監督のほか、塩田明彦監督、園子温監督、中田秀夫監督、行定勲監督ら第一線で活躍する監督が揃って参加する話題のプロジェクトの第3弾となる。

解禁された予告編は池袋の夜街を舞台に、ワーキングプア、シングルマザー、不妊症など、それぞれの悩みを抱えながら、颯爽と現代を生き抜く女たちとそれを取り巻く男たちの群像劇が描かれている。この映画で白石監督は、現代社会を逞しく生きる女性のいまをジャーナリスティックな視点で捉え、名匠・田中登監督の『牝猫たちの夜』(72年)にオマージュを捧げている。

さらに今回の予告編で、本作のために書き下ろされた挿入歌「Dawn of the Felines」が解禁となった。楽曲を担当したのは、恋愛の影を描いた鮮烈な楽曲が若い女性から熱狂的な支持を得ている4人組ロックバンド「ミオヤマザキ」。11月1に日発売した1stアルバム「anti-these」が、オリコンアルバム・デイリーチャートで初登場9位となるなど、現在大きな注目を集めている。

女性のリアルな心情を歌う事で熱狂的に支持される「ミオヤマザキ」の持つ世界観と、本作で描かれる登場人物たちの心情がリンクすることから、白石監督も「街を彷徨う女たちの刹那と孤独をしっかりと表現してくれました」と太鼓判を押している。

『牝猫たち』は2017年1月14日より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開となる。

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