先日、溝端淳平主演で実写映画化されることが発表され、Yahoo!リアルタイム検索で話題のキーワードランキング1位になったタツノコプロ創立55周年記念作品『破裏拳ポリマー』のポスタービジュアルと特報が解禁となった。
原作は『ガッチャマン』『キャシャーン』『タイムボカン』シリーズなどタツノコプロが生み出した数多くの人気キャラクターの中でも、カンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れた肉弾アクションが話題を呼び、独特な存在感から異端のヒーローとして熱狂的なファンを有する同名アニメ。
溝端が演じるのは、元ストリートファイターにして、探偵、そして奥義「破裏拳(はりけん)」を操る拳法の達人という、あまりに欲張りな主人公・鎧武士(よろい・たけし)役。本作がアクション初挑戦となる溝端は、4ヵ月前からトレーニングを重ね、監督に「説得力がある」と言わしめたアクションを披露している。
メガホンをとるのは、『仮面ライダーW』『仮面ライダーフォーゼ』『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』などの特撮ヒーロー作品を数多く手がけてきた坂本浩一監督。今回はアクション監督としての経験も持つ坂本監督自ら、破裏拳ポリマーの必殺技である奥義「破裏拳」をリアルな拳法として再現させている。
解禁となったポスターには、そんな監督がこだわり抜いたポリマースーツを装着した溝端の姿が。そのバックには本作のキーワードであり、原作から受け継がれた主人公の名ゼリフ「この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ」が記されている。また特報では、本作の一番の見どころであるアクションシーンを切り取り、主人公の鎧武士が悪と戦う姿が垣間見られる。特報は12月3日より順次全国の劇場で上映され、同日よりポスターの掲出もはじまる。
また、共演の山田裕貴、原幹恵、柳ゆり菜からもコメントが到着。「ヒーローモノを見て育ち、そして、戦隊ヒーローだった自分にとって『破裏拳ポリマー』はとても馴染みやすく、来間譲一(ニックネーム:シャーロック)を生きていて楽しかったです」(山田)、「『破裏拳ポリマー』実写化ということで、たくさんの方に今も尚、愛されている作品に出演できることをとても幸せに感じています!大好きなアクション、そして何度もご一緒している坂本監督、そして監督の作り出す愛情溢れる現場、作品に関わることができて嬉しいです!」(原)、「私が演じさせていただく南波テルは、底抜けに明るくある意味ぶっ飛んだ女の子なので演じていてとても楽しかったです。ずっと挑戦してみたかったアクションシーンは、監督にお褒めいただき高度なアクションにも挑戦しています」(柳)と、それぞれ述べている。
『破裏拳ポリマー』は2017年5月より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。
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