【独女のお勧め】
クリスマスを1人で過ごすときにオススメの映画10選!/後編
続いては、私たちと同じくひとりぼっちになってしまった主人公の作品から、大切な人に会いたくなる感動作、そして気分だけでも楽しくなる話題作をご紹介します。
『オデッセイ』
たかがクリスマス、1人で過ごすくらいで落ち込むことはありません! 火星でひとりぼっちに取り残されることに比べたら、たいしたことはないと感じるはず。さらに、普通の人間には考えられないような驚異のサバイバル術も学べるので、もしものときの参考にもなるかも。いま、宇宙上でひとりぼっちなのは自分だけではないと一安心できそうです。
『幸せなひとりぼっち』
妻に先立たれて生きる希望を失った老人と隣人たちとの交流に心が温まる一本。「どうせ私はひとりぼっちだから」と思っている人もいるかもしれませんが、1人で生きている人なんていないのだと気づかされます。もしかしたら、同じ思いを抱えている友だちや隣人もいると思うので、思い切って連絡してみてるいい機会になりそうです。
クリスマスで思い浮かぶ作品のひとつといえば、ティム・バートンが原案・原作を務めたブラックユーモアたっぷりの大人が楽しめるこちらのアニメーション。とてもかわいいとはいえないようなガイコツ顔にも関わらず、徐々にいじらしさと愛着を感じてしまうジャック。子どもの頃に感じていた、クリスマスに心浮かれる気持ちを思い出させてくれるかも。
『ファインディング・ドリー』
2003年に大ヒットした『ファインディング・ニモ』の続編。今回は物忘れがひどいドリーが主人公となって、離れ離れになった両親を探す旅が描かれています。大人になると、自分ひとりの力で大きくなったような気になってしまい、大事なことをつい忘れがち。両親の大きな愛情を感じて、いますぐにでも会いたくなるはずです。本来クリスマスとは家族と過ごすものなので、それが難しければ、せめてお正月は家族とのんびり過ごしてみては?
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
いくつになっても、魔法の世界には胸が躍るもの。『ハリー・ポッター』に続く待望の新シリーズとなるこちらの作品では、不器用だけど心優しい魔法使いのニュートが主人公となり、現在大人気のエディ・レッドメインが好演しています。しかも、ファンタジーだけかと思いきや、きちんとラブストーリーの要素も入っているので、女子ひとりでも十分に楽しめる作品です。聖なる夜は、思い切って異空間に飛び出してみるのもオススメ。
『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』
クリスマスくらいは華やかな体験をしたいと思いつつ、今回の休みはどこにも行く予定がないという人にとっては、十分に豪華な気分に浸れる一本。まるでミラノにまで行ったかのような感覚を味わえるので、特に旅行をしたかったという人にはぴったり。壮大で優雅なクラシック音楽やオペラに浸っていれば、年末にたまった疲れも癒されること間違いなしです。
以上、クリスマスを1人で過ごす独女にオススメの映画10選をご紹介しました。ひとりぼっちだと感じたときこそ、映画という“お友だち”と過ごせば、どんな世界へも連れて行ってくるはず。気分に合わせた作品とともに、クリスマス休暇を満喫してみては?(文:志村昌美/ライター)
志村昌美(しむら・まさみ)
映画宣伝マンとして洋画や邦画の宣伝に携わったのち、ライターに転向し、現在は海外ニュースや映画紹介などを中心に執筆。イタリアとイギリスへの留学経験を経て、日・英・伊・仏のマルチリンガルを目指すべく日々精進中。ハリウッドの大作よりも、ヨーロッパ系の小規模な作品の方が気になりがち。
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