「トランプ大統領誕生の遠因」と噂されるお騒がせ政治家に密着したドキュメンタリー映画『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』が2月18日に公開を迎え、シアター・イメージフォーラムで行われた同作のイベントに、加藤紗里が登壇した。
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本作は、民主党の若手議員として活躍中に、セックス・スキャンダルで失脚し全米を騒然とさせた政治家アンソニー・ウィーナーが再起を懸けて挑んだ「復活選挙」で起こった「まさかの展開」に密着したドキュメンタリー。ウィーナー同様、加藤もお笑い芸人・狩野英孝との恋愛スキャンダルで一大センセーションを巻き起こした経歴から、この日のイベントに招かれた。
スパンコールを星条旗柄にあしらったセクシー&キュートなドレスで登場した加藤は、炎上売名撲滅委員会を設立し、自身、会長をつとめていることもあって、ステージに上がると手を大きくクロスさせ「炎上、ダメ、絶対!」と挨拶。
そんな加藤にとって本作は、まさに最高の教材だったようで、「3回も見たの!」とアピールすると、「すっごく面白かったけど、ウィーナーは全く悪いことしてないのに炎上してあんなことになって、かわいそうだと思った」と自身の見解を披露。「だって、浮気したわけじゃないんだよ。自分の下半身の写真を送ったりしただけ」と、女性とのセクスティング(性的メッセージのやり取り)で身を滅ぼしたウィーナーをかばう一幕も。
「それに、ウィーナーは頭もいいしね」とやけに彼をかばう加藤に、ウィーナーのどこか好きなのかとMCが尋ねると「マメなところ」と即答。「マメな男はやっぱりモテると思った。何よりも嘘をつかない。下半身スキャンダルって恥ずかしいことだから、普通は嘘をついちゃうと思う。それをやったよって認める。その正直さがいいなと思った」と評価した。
ウィーナーの“マメさ”は、同時に“懲りなさ”でもある。2011年、下半身スキャンダルで議員辞職へと追い込まれた彼は、2年後、再起をかけてN.Y.市長選に出馬する。ところが彼は、懲りずにセクスティングを続けており、それによってび転落の道を歩むことになるのだ。
そして、この市長選では、ヒラリー・クリントンの側近であるウィーナーの妻・フーマと共に、もう1人キーパーソンとなる女性が登場する。それが、ウィーナーのセクスティング相手の1人で、それを“ネタ”にしてメディアに積極的に出演、はてはポルノ女優としてデビューを飾ってしまう23歳のセクシーギャル、シドニー・レザーズだ。
続いて話が好きな政治家に移ると、加藤は「トランプ!」と声高に宣言。「紗里、トランプと結婚したいんだけど。紗里の結婚相手に一番ふさわしいの、トランプだよね」と“大統領夫人の座”を狙った、まさかの野望を明らかに。さらに「マネージャーにトランプとアポを取ってと頼んでいるけど、なかなか実現しなくて」と口を尖らせながら、「今日はこれを持ってきたの」とトランプのお面を取り出し、その愛をアピール。MCにかぶせて奇跡の2ショットが実現すると、「実は紗里、バッグもトランプで……」と言うなり、トランプが細かくプリントされたオシャレなクラッチバッグをお披露目させ「I love トランプ!」とラブコールを送っていた。
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