鈴木清順監督が都内病院で死去。享年93歳

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『ツィゴイネルワイゼン』(80年)などの名作で知られる鈴木清順監督が2月13日午後7時32分に慢性閉塞性肺疾患のため、都内病院で亡くなったことを、かつて同監督が所属していた日活株式会社が発表した。享年93歳。葬儀・告別式は故人の遺志により、近親者にて執り行われた。

[動画]鈴木清順監督の出演シーンも(1分28秒〜)/映画『ミロクローゼ』予告編

鈴木監督は1956年『港の乾杯 勝利をわが手に』で映画監督デビュー。以降、『東京流れ者』(66年)、『殺しの烙印』(67年)、『ツィゴイネルワイゼン』など数々の作品を発表。その独特の映像美で世界中の映画ファンや製作者に多大な影響を与えてきた。監督としての遺作は『狸御殿』をリメイクした『オペレッタ狸御殿』(05年)となる。

一方、俳優としても『ヒポクラテスたち』(80年)、『不夜城』(98年)、『ミロクローゼ』(12年)など数々の作品に出演している。

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