【興収レポート】4月28日から公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が大ヒットスタートを切った。30日までの初日3日間の興収は約18億4300万円。今年の公開作では『名探偵コナン黒鉄の魚影(サブマリン)』に次ぐオープニング成績だ。2D字幕、2D吹替、3D吹替、IMAX3D字幕、IMAX3D吹替、 MX4D3D吹替、4DX3D吹替、ドルビーシネマ3D字幕、ドルビーアトモス2D字幕の全9バージョンでの上映となった。
最終興収で100億円が狙える好成績
4月18日には東京・六本木でジャパンプレミアが催され、製作を務めた任天堂代表取締役フェローの宮本茂氏、イルミネーション最高経営責任者のクリス・メレダンドリ氏、アンバサダーを務める西野七瀬、マリオファン代表として、「よゐこ」の濱口優、有野晋哉らが登壇してPRに務めた。
動員増に一役買ったのが入場者プレゼント「『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ハテナブック」だ。映画とゲームがどのようにつながっているかを解説した冊子で、内容が異なる4種類をランダムに配布。各冊子にはキャラクターのデザインされたステッカーも封入されており、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、クッパの4種類だ。
またTOHO シネマズの全国5か所に「スーパーマリオシアター」を設置し、話題性を喚起した。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』限定のデザインでシアターの入り口やシアター内の座席などが装飾されている。東京(TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)、大阪(TOHOシネマズ なんば)、京都(TOHOシネマズ 二条)、愛知(TOHOシネマズ 赤池)、福岡(TOHOシネマズ ららぽーと福岡)の5か所で、公開日の4月28日から5月7日までの10日間、期間限定でオープンしている。
オープニング興収18億4300万円は、『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17年、最終興収73.1億円)対比で245.3%、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18年、最終興収80.8億円)対比で122.1%。最終興収で100億円が狙えるロケットスタートだ。GW期間中の興収の伸びに注目したい。(文:相良智弘/フリーライター)
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