滝沢馬琴原作の壮大な歴史ドラマを、山崎賢人主演で舞台化した「里見八犬伝」。この作品の公開抜き稽古が4月14日に館山市・南総文化ホールで行われた。
同作は、知勇に優れ、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌、8つの玉に導かれた8人の勇猛果敢な犬士(剣士)が出会い、立ちはだかる怨霊集団に果敢に挑み、戦いの末に悪を打ち滅ぼしていくというストーリー。時代物の舞台作品に抜群の腕を振るう鈴木哲也が既存の物語設定をもとに脚本を書き下ろし、故・深作欣二の代表作でもある当作品を、息子の深作健太が舞台版として演出する。
2年4ヵ月ぶりの上演となる今回は、2014年版で初舞台にして主演を飾り、大絶賛された山崎が、再び主演の犬塚信乃に挑む。注目の八犬士には、青木玄徳、玉城裕規、和田雅成、西銘駿、松島庄汰、荒井敦史、丸山敦史というメンバーが集結! さらに青野楓や栗山航など若手注目株の俳優や、松田賢二、比嘉愛未など実力派俳優も参戦した!
「いよいよ明日から初日ですが…」と意気込みを聞かれた山崎は「2年半ぶりの『里見八犬伝』です。前回からのキャストと今回は新しいキャストもいて、だからこそ新しい化学反応が起こっていて、どんどん良い方向に向かっています。『里見八犬伝』ゆかりの地であるこの館山で、前回の2014年は大千秋楽を迎えることができ、今回は初日を迎えられることには意味があると思います。全力でお客様に届けたいです」とコメント。
「前回とは違う信乃を演じたい」と話し、「言葉で表すのは難しいので、お客様にはぜひ劇場へ見に来て頂いて新しい信乃を感じて欲しいです。今回改めて台本を読んでみて、前回理解しきれていなかっところもやっと理解できて、もっとこうしたいと思えるようになってきました。より信乃という役を掘り下げていけた気がしているのでそこを見て欲しいです」とアピールした。
一方、演出の深作は「2年半ぶりの再演ということで、何よりも成長した山崎賢人くんと一緒にやれるのが嬉しいです。そして、新しい八犬士も素敵な面々が集まり、日々稽古場でもいろんな新しいことが生まれてきたので、2017年度版としてブラッシュアップした作品に仕上がったと思います。僕としては、決定版のつもりで演出しましたので、お客様に「里見八犬伝」の魅力が熱く伝わればいいなと思っています」と述べていた。
【「里見八犬伝」公演日程】
<千葉> 4月15日(土)/16日(日)@千葉県南総文化ホール
<東京> 4月18日(火)〜24日(月)@文京シビック 大ホール
<大阪> 4月28日(金)〜30日(日)@梅田芸術劇場メインホール
<高松> 5月3日(水・祝)@レクザムホール
<高知> 5月5日(金・祝)@高知県立県民文化ホール
<長崎> 5月7日(日)@長崎ブリックホール
<福岡> 5月10日(水)@福岡サンパレス
<金沢> 5月13日(土)@本多の森ホール
<広島> 5月16日(火)@広島文化学園HBGホール
<愛知> 5月19日(金)〜21日(日)@刈谷市総合文化センターアイリス大ホール
<青森> 5月24日(水)@リンクステーションホール青森
<仙台> 5月27日(土)@東京エレクトロンホール宮城
<東京凱旋> 5月30日(火)/5月31日(水)@新宿文化センター大ホール
公式サイト:http://satomi2017.jp/
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