SNSのフォロワー数がキャスティング決定を左右することへの不信感を表明
エル・ファニングが、いわゆる大作シリーズ映画への出演についてハリウッドからかけられるプレッシャーについて語った。
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エル・ファニングはジョシュ・ホロウィッツのポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演し、業界で成功するためにマーベルやDCの作品、『スター・ウォーズ』といった大ヒット作に参加する必要は感じていないと語った。
ファニングは、人気作品出演がキャリアに大きな影響を与えることを認めつつも、「でも、必ずうまくいくとも限らない。それも怖いことです」と言い。作品名は伏せたまま、以前ある人気シリーズ映画のオーディションを受けたが、SNS上での存在感が原因で役を得られなかったと明かした。
ソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』(10年)やディズニーの実写映画『マレフィセント』シリーズ、最近はTVシリーズ『THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語』など、子役時代から25歳の現在まで実力、人気ともに評価されてきたファニング。
他の要因が関係していたかもしれないと認めつつも、この時の経験について、「私は一度何か大きなもののせいで役を得られなかった。それだけが理由ではなかったかもしれませんが、私が聞いたのはこんな感想ばかりでした。私は当時、インスタグラムのフォロワーが少なかったからです」。
彼女は「OK、ただ私は(そんな理由で)役を得られないなんて断固として信じないと思った」と、SNSのフォロワー数がキャスティング決定を左右することへの不信感を表明した。
ファニングは現在、スタジオ作品とインディペンデント映画の双方で活躍している。
『THE GREAT〜』やNetflixで配信中の主演映画『最高に素晴らしいこと』(20年)、TVシリーズ主演作『The Girl from Plainville(原題)』の製作に名を連ねるファニングは、「インディーズ作品をやりたい場合、特に製作をしたいならば、チャンスに賭けたいと思う脚本はあるのです」とリスクを取る必要性を強調する。
「小さなプロジェクトですが、それは貴重な経験になる。ただ、大作という後ろ盾があれば、安心感も得られるでしょう」とキャリアのバランスを取ることが重要だと語った。
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