オダジョーがゲバラとともに戦った日系人演じる『エルネスト』ポスター解禁

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『エルネスト』第1弾ポスタービジュアル
(C) 2017
『エルネスト』第1弾ポスタービジュアル
(C) 2017 "ERNESTO" FILM PARTNERS.

1967年10月にこの世を去り、今年、没後50年を迎えるキューバの革命戦士エルネスト・チェ・ゲバラ。革命家として、今なお世界中で愛されているゲバラと行動をともにした1人の日系人がいた。その名はフレディ・前村・ウルタード。そんな彼の半生を、阪本順治が脚本・監督を担当し、オダギリジョー主演で映画化した『エルネスト』の第1弾ポスタービジュアルが解禁となった。

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ゲバラは1967年、ボリビア戦線で命を落とす。同じ頃ボリビアに、ゲバラと行動をともにし、ゲバラからファーストネームである「エルネスト」を戦士名として授けられた日系人フレディ前村がいた。日系2世として生まれた彼は医者を志し、キューバ国立ハバナ大学へと留学する。だが、キューバ危機のさなかにゲバラと出会い、その魅力に心酔し、ゲバラの部隊に参加。やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。

オダジョーが、このフレディ前村を演じ、オダジョーとは3度目のコンビとなる阪本監督がメガホンをとる。阪本監督はこれまでに、『亡国のイージス』(05年)や『人類資金』(13年)など数々の作品を手がけてきたが、長編映画で実在する人物を題材にするのは初めてとなる。

解禁となったポスタービジュアルは、ゲバラと同じようなベレー帽をかぶり、革命に身を投じていこうとするフレディ前村の姿を映し出したもの。熱い眼差しが印象的なビジュアルだ。背景には、本作でゲバラを演じたキューバ人俳優で写真家のホワン・ミゲル・バレロ・アコスタの姿が映っている。彼らが成し遂げようとしたものとは?

『エルネスト』は10月6日よりTOHOシネマズ 新宿ほかにて全国公開となる。

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