ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テーラー「キングスマン」の裏の顔が、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった。そんな設定のもと、スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具などが全世界を熱狂させ、4億ドルを超える興収を記録した『キングスマン』の続編『Kingsman: The Golden Circle』邦題が『キングスマン:ゴールデン・サークル』に決定し、豪華な新キャストを含む場面写真が解禁となった。
続編となる本作は、スパイ機関「キングスマン」の拠点が、謎の敵、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまうところから展開。
敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関「ステイツマン」の協力を得るためアメリカに向かう2人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだったというもの。彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか?
解禁された場面写真は、前作では労働者階級のチンピラ風だったエグジーが、すっかりキングスマンの一流エージェントとなり、スーツやオレンジのタキシードをスマートに着こなしているもの。また新キャストでは、チャニング・テイタム演じるステイツマンのシークレットエージェント・テキーラのカウボーイハットにGジャンのアメリカントラディショナルなスタイル、ジェフ・ブリッジス演じるステイツマンのリーダー・シャンパンの無骨な風貌、ハル・ベリー扮するメカニック担当のジンジャーなど、全員お酒にまつわるコードネームを持つステイツマンのメンバーの一部を垣間見ることができる。
監督には、前作に続き、『キックアス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などのマシュー・ヴォーンが続投。日本での公開日は決定次第報告されるという。
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