『男はつらいよ』の山田洋次監督がシリーズ終了後20年ぶりに生み出した喜劇映画『家族はつらいよ』。その続編にあたる『家族はつらいよ2』の初日舞台挨拶が5月27日に丸の内ピカデリーで行われ、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、小林稔侍、中村鷹之資、徳永ゆうきと、山田洋次監督の計12名が登壇した。
この日は、監督・キャストが登壇するや否や「パート3も待ってます!」「次回作お願いします!」と客席のあちこちから声がかかり、それを受け山田監督は「映画が公開して怖いような嬉しいような気持ちだったけれど、みなさんの楽しそうな顔を見て安心しました」と挨拶。
主演の橋爪も「パート2がヒットすれば、パート3があります。そのあたり歩いている人を引っ張って映画館に連れて行くくらいの気持ちで人に勧めてください」と話し、西村も「今日限りじゃなく、もっと声援をください! 今日見てもらって良いと思ったら、良いことはまわりにも共有しましょう」とコメント。
さらに、毎回、うなぎ屋の出前役で登場する徳永は「パート3では平田家のみなさんに、にこやかにうな重を食べてもらいたい」、妻夫木は「本当の家族のような雰囲気の中で作りました。評判を広めていただけたらパート3があるかもしれません」と次回作への意気込みを語った。
舞台挨拶は和気あいあいとした雰囲気の中、進行。山田監督はそんなメンバーで撮影された本作について、「気心の知れた俳優と仕事をするのは楽しく、みなさんに会えることが楽しい日々でした。本当の家族以上に仲が良いように思います」と厚い信頼関係を感じさせるエピソードを語る。
一方、蒼井は「10代の頃に山田監督の『学校』という作品のオーディションを受けています。その時は落ちてしまったけど。山田監督の映画が大好きでお小遣いを握りしめて映画館に通ってました。そしたら山田監督に『おとうと』という映画でお話をいただいて、今ここに至ります」と長年の山田監督への思いを吐露していた。
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