広瀬すず「初主演をした、自分の中で大きな役」と『ちはやふる』完結編への思い語る

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広瀬すず
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『ちはやふる –結び-』集合写真
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『ちはやふる –結び-』集合写真

2016年に『上の句』『下の句』と2部作連続公開となった『ちはやふる』。この映画の続編にして完結編となる『ちはやふる -結び-』の撮影が5月7日に始まり、5月29日からは“かるたの聖地”と呼ばれる滋賀県・近江神宮に場所を移して本格撮影。そして6月13日、この近江神宮でキャスト・スタッフらが同映画の無事完成と大ヒットを祈願した。

『ちはやふる -結び-』大ヒット祈願、その他の写真

本作は競技かるた(=百人一首)に懸ける少女の情熱と夢と恋を描いた同名人気マンガを、広瀬すず主演で実写映画化した作品の続編。前2部作は、あわせて興収28.5億円の大ヒットとなっている。

また、今回ヒット祈願が行われた近江神宮は、毎年、競技かるたの頂上決戦である「かるた名人位・クイーン位決定戦」や「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」(通称「かるた甲子園」)が開催される“かるたの聖地”。前2部作でも多くのシーンが撮影されたが、今回の『ちはやふる -結び-』でも、名人・クイーン戦をはじめ、重要なシーンの撮影が行われている。

主演の広瀬は本作について「続編決定を聞いたあの時は、人生最大のうれし泣きでした。かるたの練習が始まると、畳のにおいがなつかしくて『帰ってきたんだな』と思い、足の甲をすりむいたりするとスイッチが入りました。緊張して寝られないことなどないのに、クランクインの前日に、楽しみすぎて初めて寝られませんでした。瑞沢かるた部の部室のシーンを撮影して、やっぱり部室は自分たちの場所で、撮影が楽しくて終わってしまってさびしいなと思いました。そんな気持ち、初めてでした」とコメント。

新たにキャストに加わった優希美青、佐野勇人については「明るくてノリもいいので、すぐ打ち解けました。瑞沢かるた部が一段と大きくなったようで、2人に助けられています」と語ると、「10代はあと1年。(綾瀬千早役は)今しかできない役です。初主演をした、自分の中で大きな役であり、大きなこの作品が、みなさんのそばにずっと寄り添う映画になったらいいな、と。落ち込んだり行き詰まったりした時に、そばにいてくれるような映画になったらいいな、とお願いしました」と近江神宮に祈願した内容を披露した。

また、真島太一役の野村周平は「競技かるたはすごいスポーツで、2年前にできた足の甲やひざの傷ややけどがまたできました(笑)。忘れてるかなと思ったら、忘れてなかったのがビックリしました」と語り、綿谷新役の新田真剣佑は「『ちはやふる』は日本に来て芝居を志すきっかけになった自分の中で大きな作品なので、綿谷新からとった『新田(あらた)』という名字を使わせて頂きました。(原作の)末次先生にツイッターのダイレクトメッセージで『名字を探しているんですけど、新を使ってもよろしいですか』と聞いたら、先生から『新を使ってくださるんですか。ぜひぜひよろしくお願いします』と返事を頂きました。また『初心忘るべからず』という事も考えて『新田』にしました」と真剣佑から新田真剣佑に改名した裏話を明かしていた。

『ちはやふる -結び-』は2018年公開となる。