安藤サクラ×山田涼介が向かう先は天国か地獄か!? 特殊詐欺犯の行方描くクライムサスペンス共演作が秋公開

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『BAD LANDS バッド・ランズ』
(C)2023『BAD LANDS』製作委員会

人間を突き動かす欲望を描いてきた黒川博行の傑作小説を映画化

安藤サクラ主演、山田涼介(Hey! Say! JUMP)共演の映画『BAD LANDS バッド・ランズ』が、9月25日より全国公開されることが決定した。本作より、ティザービジュアルと特報映像を紹介する。

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本作は、『検察側の罪人』(18年)や『関ケ原』(17年)など数々の話題作を手掛けてきた名匠・原田眞人監督が、人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説「勁草」を映画化したクライムサスペンスエンタテインメント。

主演は、『ある男』(22年)で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。原田監督作品は初参加となる。壮大なファンタジーと日常感が話題となったテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』で主演を務めた安藤が、本作では特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を怪演する。

安藤演じる主人公ネリの弟・矢代穣(ジョー)役には、『燃えよ剣』(21年)以来、2度目の原田監督作品の参加となる山田涼介が抜擢された。

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安藤と山田は初共演となるが、安藤は山田に対して「本読みの時から矢代にぴったりだと思って、私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです」とコメント。一方、山田は「安藤さんがお姉ちゃん役と聞いた時に安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました!」と語った。

監督・脚本・プロデュースを務めた原田は、「安藤サクラは世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です。また、切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」とキャストの2人を絶賛。

原作の黒川は「安藤さんと山田さんとのコンビネーションもあいまって、期待以上のみごとな出来ばえになった。原作者として、ほんとうにうれしい」と作品の出来に太鼓判を押した。

紹介するティザービジュアルでは、主人公のネリ、そして弟・ジョーがある目的に向かって駆ける瞬間が映し出されている。「そこは 天国か 地獄か。希望なんて、とうに捨てた。」というコピーからは、幾分かの悲哀や彼らの諦念が垣間見える。

特報映像は、ネリとジョー2人の会話から始まり、勢いを増しながら展開していく。「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」と告げるネリ。社会の底辺で生きている“持たざる者”は、悪に染まるしか生きる術を知らない。そこからネリとジョーの様々な感情が駆け巡るように、葛藤と共に天を仰ぎ、誰かに怒り吠え、企み顔、歓喜するカットが立て続けに映し出される。

高まる緊張感の最高地点で、拳銃を構えるジョーと、ショットグラスに入ったアルコールを放るネリのカット。2人の視線の先には、なにが待ち構えているのか? ラストカットで駆けるネリは何を思い何処へ向かうのか? 様々な展開を想起させる、スピード全開の特報映像となっている。

映画『BAD LANDS バッド・ランズ』は、9月25日より全国公開。

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