人気作家・東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」第8作目にあたる「新参者」を原作に、阿部寛主演で2010年4月に連続ドラマがスタート。その後、2本のスペシャルドラマ『赤い指』『眠りの森』が製作され、2012年1月には映画『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』(興収16.8億円)が公開されるなど人気となった本シリーズが、映画『祈りの幕が下りる時』として、いよいよ完結。この作品に阿部が続投するほか、松嶋菜々子が出演することが発表された。
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同シリーズでは、これまで加賀の類希なる推理力で様々な事件が解決されているものの、未だ明かされていない謎があった。それは“加賀の母の失踪”。これまで何度も触れられていながらも解き明かされなかったシリーズ“最大の謎”が、映画『祈りの幕が下りる時』で明らかとなり、ドラマ『新参者』シリーズ編がついに完結を迎える。
原作は、2013年9月に発売された「加賀恭一郎シリーズ」10作目にして、第48回吉川英治文学賞を受賞した「祈りの幕が下りる時」。加賀恭一郎の母は何故息子を残し失踪したのか? 日本橋に留まる理由とは? 本作で描かれる加賀とある女性演出家の出会い。その演出家の周りで起こる不可解な事件。数々の人生が絡み合う謎。加賀恭一郎はなぜ「新参者」になったのかが描かれていく。
キャストは加賀恭一郎役の阿部寛をはじめ、加賀の従兄弟で警視庁捜査一課刑事・松宮役の溝端淳平、加賀の父親を看取った看護師・金森役の田中麗奈、加賀と確執のある亡き父・隆正役の山崎努らレギュラーキャストが本作でも続投。
その他、新キャストとして小日向文世、伊藤蘭なども出演。映画『私は貝になりたい』や、『華麗なる一族』『半沢直樹』『下町ロケット』などの大ヒットドラマを演出した福澤克雄がメガホンをとる。
『祈りの幕が下りる時』は2018年に全国公開となる。
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