映画『東京喰種 トーキョーグール』のワールドプレミアが、ロサンゼルスで行われている「ANIME EXPO」にて現地時間7月3日(日本時間7月4日)に開催され、主演の窪田正孝、萩原健太郎監督、永江智大プロデューサーが出席した。
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世界中にファンを持つ原作は、全世界37の国・地域で刊行され、2015年にアメリカで発売されたコミック第1巻は、NYタイムズのマンガベストセラーランキング1位を10回獲得。1位も含めて80週ランクインする人気作品だ。
それだけに、会場となったロサンゼルスのJW Mariottには、19:30の開映にも関わらず早朝から長蛇の列ができ、入場できなかった人もいたほどの盛況ぶり。中には「東京喰種」で窪田が演じた主人公カネキや、蒼井優が演じたリゼのコスプレをしたファンもおり、アメリカでの人気ぶりが伺えた。
上映前には窪田、萩原監督、永江プロデューサーが登壇。萩原監督は「ここロサンゼルスに『東京喰種』のワールドプレミアとして来られることがものすごく嬉しいです。みなさんに映画を楽しんでもらえることを祈ってます。今日は来てくれてありがとう」と英語で挨拶。
窪田は「Hello. My name is Masataka Kubota.」と話し始めたものの、「僕はあまり英語が話せません」と告白し、「みなさん東京喰種は好きですか? 僕も東京喰種LOVEです。世界に誇る漫画をみなさんの手でもっと広めていただければ嬉しいです」と続けた。
また、上映終了後には割れんばかりの拍手と歓声が起こり、それまで緊張の面持ちだった窪田も思わず顔がほころぶ。そして再度、舞台挨拶に登壇した窪田は、なんと劇中衣装でマスクを装着というサプライズ姿! これには会場のボルテージも最高潮になると、窪田は「Thank you very much!」と英語で応じていた。
萩原監督は「(グールのコスプレイヤーを見て)こんなにも作品を愛してくれていて、その中に入りたいという愛がすごく伝わって来ました。もともと日本だけでなく世界中のグールファンに喜んでもらいたいという思いで作りました。だからこうやってみなさんがグールのいろんな格好をして、こんなに温かい声援を受けられることが嬉しいです。思い描いていた夢よりも幸運な状況です」と話していた。
本作は今後、現地時間7月7日にドイツ・ベルリンでヨーロッパプレミア。7月10日にはジャパンプレミアが開催され、7月29日より全国公開となる。
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