映画『世界は今日から君のもの』の初日舞台挨拶が7月15日に渋谷シネパレスで行われ、主演の門脇麦をはじめ、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOU、尾崎将也監督が登壇した。
・[動画]門脇麦の華麗な指さばきに注目!/映画『世界は今日から君のもの』本編映像
本作は朝ドラ『梅ちゃん先生』、連ドラ『結婚できない男』『オトナ女子』などを手がける人気脚本家・尾崎将也が脚本を担当し、自らメガホンをとった長編映画。不器用な女の子が一歩外の世界に足を踏み出す姿を、時に微笑ましく時にウルッとさせながら温かく見守る成長の物語だ。
原作ありきの映画化が多い中でオリジナルストーリーが誕生した理由について尾崎監督は「自分の昔の姿を投影しました。前からやりたいと思っていて、3年前に門脇さんにお会いしてやろうと思いました。劇中でイラストを描き続けているところは自分が昔映画館で映画をずっと見ていた姿という感じです」とコメント。
これに対し門脇は「私は高校時代に引きこもっていたという訳ではないですけど、1人で行動することが多かったです。家の中というよりは外に出て走ったりして。後はDVD屋さんで“あ行”から順番に4〜5作品くらい見ていくっていうのをやってました(笑)。さすがに、これは効率が悪いなと思って“さ行”あたりで止まっちゃいましたけど(笑)」と可愛らしいエピソードを披露。撮影中一番思い出に残っていることを聞かれると「(三浦演じる矢部の)会社に乗り込んでいくシーンですね。その時に『セーラー服と機関銃』が頭の中で流れてました(笑)」と振り返っていた。
一方、ゲーム会社の社員役を演じた三浦は、俳優じゃなかったらどんな職業に就きたいかと聞かれ「花屋になりたかったです。大きい花屋ではなく、町にあるような小さな花屋で一生を終えたら幸せだろうなって。カメラに映るの好きじゃないんですよね(笑)」と回答。これにマキタスポーツは「病んでんの!?」とすかさず突っ込み、会場を沸かせた。
YOUは、母と娘は永遠に変わらない深いテーマでしたねとMCから尋ねられ「(自分が演じた役について)ダメな女でしたね。昔から子どもを捨てたり、そういう役によく呼ばれるんです」と話すと、「“スポーツ”とは一緒に飲んでて楽しいし、夫婦役やってみたいと思ってたのでよかった」と答え、共演者一同を笑わせていた。
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