川西「観てくださる方に少しでも良い影響を与えられるように全力で頑張ります」
JO1・川西拓実と桜田ひよりを主演に迎え、むつき潤による青春音楽漫画『バジーノイズ』の映画化が決定した。ドラマ『silent』の風間太樹が監督を務める。
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原作は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載された、むつき潤による同名コミック。連載開始直後から登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材に、独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に熱い支持と共感を集め、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ。
主演を務めるのは、これまで発売した7枚のシングルが全て主要音楽チャートで1位を獲得、昨年大晦日には「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、アジア最大級音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」での受賞など、国内外から注目を集める大人気グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実。本作が映画初主演となる。
川西が演じるのは、マンション管理人をしながら住み込みで1人暮らしをしている清澄。人とかかわることを必要とせず、たったひとつの“好きなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っているが、マンションの上階に住む潮と出会ってしまったことから、閉じた世界に強烈なノイズが流れ込んでくる。
清澄役の川西は、「原作を読んだ時から清澄に自分に似ている部分があるなと感じていて、自分が出来るならやってみたいという想いがあったので、この作品に参加できることがとても光栄です。誰しもが、生きてく上で恋愛と音楽には必ず触れるものだと思っているので、観てくださる方に少しでも良い影響を与えられるように全力で頑張ります」と意欲を見せる。
そしてもう1人の主演は、この夏公開『交換ウソ日記』のヒロイン役、そして昨年大きな話題となった『silent』では、目黒蓮(Snow Man)演じる兄をやさしく見守る妹を演じて注目を浴び、風間監督とは『silent』に続き2回目のタッグを組むことになる若手女優・桜田ひより。
桜田は、清澄の自宅マンションの上の階に住む女子・潮を演じる。毎日音漏れしていた清澄の音楽を秘かに楽しみにしていた彼女は、自身の失恋によって清澄と出会い、やがて「清澄の音楽を広める」と宣言、SNSに清澄の動画を発信していくが──。
潮役の桜田は、「今回お話をいただいて原作を読んだ時、破天荒で周りを巻き込む自由な性格で、目が離せなくなるような潮に自然と惹かれていく自分がいました。風間監督が作り出す空気感が私自身とても居心地が良く、全力で役と向き合いながら演技ができるので、撮影がとても楽しみです」と期待を滲ませる。
監督を務めるのは風間太樹。ドラマシリーズから劇場版まで担当した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』は、BLの枠に留まらない人間ドラマとして反響を呼び、アジアから世界へ発信され大人気となった。また、昨年末放送のドラマ『silent』はSNSや口コミで大きな話題を呼び、全話の見逃し配信再生数が6191万再生を記録、ギャラクシー賞やエランドール賞などを総ナメにした。
映画『バジーノイズ』は2024年初夏に全国公開。
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