世界中で驚異的レビューを獲得した伝説的ホラーウェブ漫画を原作に、構想9年を経てJホラーの巨匠・高橋洋が脚本を手掛け、待望の実写映画化をした『オクス駅お化け』が公開決定。本作のティザービジュアルを紹介する。
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構想9年『リング』高橋洋ら脚本で人気ホラーウェブ漫画が待望の実写映画化
大都市ソウルに実在する地下鉄の「オクス駅」を舞台に、バズらせることが全ての駆出しの記者が、ある人身事故の真相を追ううちに、不気味な怪死が次々と起こり始める…。本作は、虐げられた者たちの憎悪がうごめく、日韓合作の震撼の“都市伝説ハイブリッドホラー”だ。
現代社会の闇をエンターテイメントへ昇華させた「整形水」を生んだ韓国のウェブトゥーン。『オクス駅お化け』もその一つで、原作は、2011年、NAVERウェブトゥーンミステリー短編として発表され、当時1億を超える閲覧数と、平均9.84/10点の驚異的レビューを獲得した。
ソウルの実在の地下鉄駅「オクス駅」を舞台に、世界中のネット民に恐れられた鳥肌モノの都市怪談が、構想9年を経てJホラーの巨匠として名高い『リング』の高橋洋らによる脚本で待望の実写映画化。
監督は『人形霊』など数々のKホラーを手掛けてきたチョン・ヨンギ。都市伝説ホラーの生みの親と韓国ホラーメーカーがタッグを組む。主演には韓国で社会現象になり大ヒットしたドラマ『SKY キャッスル〜上流階級の妻たち〜』のキム・ボラ、N.Flyingのドラマーで日本テレビのドラマ『君と世界が終わる日に』でも話題を呼んだキム・ジェヒョンが共演。
韓国では2023年4月に公開され、大作がひしめく中、小規模公開ながらも初登場第3位という快挙を成し遂げ大ヒットした。
今回公開となったポスタービジュアルには「あなたの近くにもいるかもしれない。」と日常に潜む恐怖を煽るキャッチコピーが書かれている。さらに中央には、カメラの顔認識のピントが記されており、“何か”の存在が伺える。
また、『オクス駅お化け』の脚本を手掛けた高橋、チョン・ヨンギ監督からコメントが到着。高橋は「『オクス駅お化け』の脚本を書いたのは今から5年前。パク・クネ政権末期の頃です。オクス駅はソウルのど真ん中、漢江の近くに本当にある駅で、実際の駅名を堂々と出してホラー映画を作るなんて…と日韓の感覚の違いに驚いたというか、羨ましく思いました」と当時を振り返る。
さらに、「地下深くにある廃駅にも案内されました。映画にも地下鉄の廃駅が出てきますが、あれも本当にあるんです。僕は列車恐怖症で、書いている間、怖くて大変でしたが、そういう苦労が映画から伝わってくれると嬉しいです。いかにも韓国映画らしいエグい展開が待っていますが、実は元ネタは日本で戦後まもなく起こった、あるおぞましい事件です」と気になるコメントも。
ヨンギ監督も、「映画に登場する4桁の数字は、韓国で児童を対象とした犯罪事件の日付であり、忘れずに覚えておきたいという思いで慎重に入れました。日本の皆様に映画を楽しんで頂き、そのことにもほんの少し気に留めて頂けますと幸いです」と本作についてメッセージを伝えている。
『オクス駅お化け』は10月6日より全国公開。
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