映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の完成披露舞台挨拶が8月14日にイイノホールで行われ、妻夫木聡、水原希子、新井浩文、大根仁監督が出席。劇中で魅力的なあまり、まわりの男を狂わせるヒロインを演じた水原は、「こんなに1つの作品でたくさんキスするのは初めて」とドッキリ発言で映画をアピールした。
本作は渋谷直角のコミックを『モテキ』などの大根監督が実写化したラブコメディ。奥田民生のような男に憧れるうだつが上がらない35歳の編集者コーロキ(妻夫木)が、超美人のファッションプレスあかり(水原)に一目惚れし、恋に奮闘する姿を描く。
この日は“狂わせサマーパーティ”と題し、上映前には街コンならぬ“出会える試写コン”として映画をきっかけに男女が出会う一大イベントも開催。その後、ゲスト一同が涼し気な浴衣姿で登場し、会場を盛り上げた。
映画トークでは、ヒロインのあかりについてこれまでに『モテキ』の長澤まさみなど女優のエロさを開眼させてきた大根監督が「邦画史上初と言ってもいいほどエロい」と絶賛。水原自身も「こんなに1つの作品でたくさんキスするのは初めてでした。あと、こんなに脱いだこともないし」と振り返り、役作りでファッションへのこだわりや髪の毛を茶色にしたことなどについて言及すると「髪が茶色になることでライトになるというか、気持ちが軽くなりました」とアピールした。
そんな水原に大根監督が「希子ちゃんの魅力はお尻にあると思っていて。スレンダーだけどお尻はいい感じにボリュームがあって、4年前から注目していました」とぶっちゃけると、水原は「それをツイートしたのを拝見して、『ありがとうございます』って返事したのが大根さんとの初めてのコミュニケーションでした」と2人の意外な出会いも振り返っていた。
『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は9月16日より全国東宝系にて公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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