エドガー・ライト監督の最新作『ベイビー・ドライバー』の初日舞台挨拶が8月19日に新宿バルト9で行われ、主人公”ベイビー”を演じたアンセル・エルゴートが俳優として初来日。入場時には「コンニチハ」と手を振りながら歓声に応え、「楽しめた?」「また見れくれる?」など持ち前の明るさで日本の映画ファンを盛り上げた。
・『ベイビー・ドライバー』初日舞台挨拶、アンセル・エルゴート来日写真
本作は音楽を聞きながら天才的なドライビングテクニックを発揮する犯罪組織の逃がし屋が、恋した女性のために足を洗おうとする姿を描いたクライムアクション。犯罪組織のボス役でケヴィン・スペイシーや、そのメンバー役でジェイミー・フォックスらも出演している。
エルゴートは現在23歳で、『キャリー』(13年)で映画デビュー後、SFアクション映画『ダイバージェント』シリーズなどに出演。DJとしても活動しており、2015年にはEDMイベント「ULTRA JAPAN」に”DJアンソロ”名義で参加。以来約2年ぶり、俳優としては初来日となった。
本作は現在世界47ヵ国で公開され大ヒットしており、エルゴート自身も大のお気に入りだそうで、演じたベイビーについて「普通のアクションヒーローみたいなタイプじゃなくて、若者らしさもあるし犯罪的な行為はしているかもしれないけど本当に悪い人間じゃないんだ。とても好きなキャラクターだよ」とコメント。
撮影前にはみっちり準備をして臨んだそうで「準備で色々なことを学んだよ。運転がらみのテクニックも教えてもらったし、車の上を飛び越えるスタントもやらせてもらえて楽しかったです」と振り返った。
また、共演者ではミュージシャンとしても活動しているジェイミーに「最後の方に自分の楽曲を聞いてもらえるチァンスがあればな」と期待を抱いていたというエルゴート。しかし、なんと対面したその日に夢が実現したそうで、「ジェイミーさんと会った日に『音楽やってるんだって? 聞きたいからおいでよ。バスケもするんだろ? うちにバスケのコートもスタジオもあるし』と言われて、その日にジェイミーさんの家に遊びに行ってバスケもして、自分の楽曲を聞いてもらうことができたんだ」と胸熱な一コマも紹介していた。
(text&photo:中村好伸)
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