ジョージ・クルーニー、マット・デイモンらがヴェネツィア映画祭に登場!

#ジョージ・クルーニー

左からジョージ・クルーニー、ジュリアン・ムーア、マット・デイモン、アレクサンドル・デスプラ(作曲家)
(C) KAZUKO WAKAYAMA
左からジョージ・クルーニー、ジュリアン・ムーア、マット・デイモン、アレクサンドル・デスプラ(作曲家)
(C) KAZUKO WAKAYAMA

8月30日より開催中の第74回ヴェネツィア国際映画祭。そのコンペティション部門に出品している『Suburbicon(原題)』で監督をつとめるジョージ・クルーニーらが、9月2日の公式上映前のレッドカーペットに登場し会場を沸かせた。

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本作は、俳優として常にハリウッドの第一線で活躍し、『グッドナイト&グッドラック』(05年)でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされたクルーニーがメガホンをとった長編映画第6作目。

ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本を手がけ、白人だけが住む閑静な街「サバービコン」に暮らす、ある一家に降りかかる事件を描いたコーエン兄弟らしいシニカルな要素があるサスペンス映画で、マット・デイモンが主演をつとめるほか、ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザックらが出演している。

この日は夜の上映にも関わらず、レッドカーペットの前には朝から長蛇の列ができる人気ぶり。そんなファンの熱い思いに応えるように、丁寧にファンに対応するハリウッドスターたちに、大きな歓声が送られ、そのためか、本来の上映開始時間より、およそ20分ほど遅れての上映スタートとなった。

今回のヴェネツィア映画祭コンペ部門には、ほかにもダーレン・アロノフスキー、ギレルモ・デル・トロ、アレクサンダー・ペイン、フレデリック・ワイズマン、是枝裕和など、注目の監督たちの最新作21作品が出品されている。そうした中、クルーニーは過去に第62回のヴェネツィア国際映画祭で監督作『グッドナイト&グッドラック』が脚本賞と男優賞(デヴィッド・ストラザーン)を受賞しており、本作でも受賞なるかに注目だ。

『Suburbicon(原題)』は2018年春より全国公開となる。