映画『恋と嘘』の完成披露舞台挨拶が9月6日にイイノホールで行われ、主演の森川葵をはじめ、北村匠海、佐藤寛太、古澤健監督が登壇した。
本作は、「超・少子化対策法」通称「ゆかり法」が施行され、国が国民の遺伝子情報を分析・把握し最良の結婚相手を決めるようになった少し先の未来を舞台に、ヒロイン・仁坂葵(森川葵)が、政府が決めた最高の結婚相手(佐藤寛太)か、側にいる最高の相手(北村匠海)か、究極の選択を迫られるという、涙あり、胸キュンありの今までにない純粋かつ禁断の青春ラブストーリー。
この日は完成作をいち早く見ようと押し寄せた300人の観客が待ちわびる中、森川らが登壇すると、会場は黄色い歓声に包まれた。これに森川は「私、こんなに『キャー』と言ってもらえることがないのですごい嬉しいです!」と喜びを露わにし、北村は「これから映画が上映されますが、今日は最後まで楽しんでいってください!」、佐藤は「今日はお足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます!」と挨拶。
それを受け、佐藤も「確かにずっと喋っていましたね(笑)」と認めると、「撮影では、3人での共演シーンが少なかったので、それ以外のところで空気感を作れたらいいなと思っていました」と振り返った。そんな佐藤について、古澤監督が「寛太君は感激屋」と証言! 森川も「私が泣くシーンだったんですが、中々、泣けないまま演技していたんです。そしたら、私の芝居を感じ取って逆に寛太君が泣いてしまったんです」と感受性豊かな佐藤のエピソードを明かし、会場を沸かせていた。
『恋と嘘』は10月14日より全国公開となる。
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