松坂桃李×仲里依紗『離婚しようよ』がNetflix日本TOP10で1位!
政治家と女優の夫婦、愛は冷めても選挙戦では共闘!?
【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週の人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回ピックアップするのは、「Netflix日本TOP10」(TV)から、1位ランクインの『離婚しようよ』。2023年6月22日より全世界配信された本作は、TBS制作のNetflixドラマシリーズ第3弾だ。
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政治家の夫・東海林大志(松坂桃李)と国民的女優の妻・里澤ゆい(仲里依紗)は、結婚5年目にして愛が冷めきっていた。過去に不倫したアナウンサーに離婚宣言する大志と、自称アーティストの謎の男・加納恭二(錦戸亮)と親密になっていくゆい。二人の離婚話が進んでいく中、急遽大志の選挙戦が始まった。夫婦は一致団結して、対立候補の選挙に勝ち、「離婚」の約束を交わすのだった。
宮藤官九郎と大石静による共同脚本
脚本は、『池袋ウエストゲートパーク』(00年)、『ゆとりですがなにか』(16年)など人気作を手掛けた宮藤官九郎と、『大恋愛~僕を忘れる君を』(18年)、『星降る夜に』(23年)などで知られる大石静による共同脚本。交換日記のように、交互に脚本を書き継いでいくスタイルで制作されたオリジナルストーリーだ。
松坂と仲が演じる険悪夫婦の攻防戦が絶妙、垣間見える相性の良さが魅力
夫婦役を演じた松坂桃李と仲里依紗は、女性にだらしなく能天気で世間知らずな3世議員と、SNSのフォロワー100万人の国民的女優という共に新境地となる役どころに挑んだ。目立つ職業の大志とゆいは、表向きは息の合った夫婦像を演じつつ、裏では些細な事をきっかけに口論がはじまるほど険悪な仲で、まさに冷めきった様子が伺える。とはいえシリアスにより過ぎず、あくまでコメディとして軽快に彼らの日常を表現できるのが、演技派俳優の松坂と仲だからこそ成せる技だろう。松坂のダメ男っぷりと、仲の切れ味抜群のキレ演技で繰り広げる夫婦の攻防戦に、ある意味で二人の相性の良さが垣間見えてしまうのが本作の魅力だ。
同じ時を過ごすうちに、相手の嫌なところも目に付くようになるのはどこの夫婦でも経験のありそうなことで、こうした夫婦の“あるある”が詰まった本作は、視聴者の共感を集めた。「離婚」を目指す大志とゆいを通じて多様化する社会に対し、結婚とは、夫婦とは何かについて一石を投じる作品に仕上がった。
前週より順位を上げ、今週1位に躍り出た本作。グローバルTOP10(非英語シリーズ)でもランクインを果たし、国内のみならず海外からも支持される結果となった。(文:U)
【Netflix日本Top10(TV)/6月26日~7月2日】
1位『離婚しようよ』
2位『キング・ザ・ランド』
3位『【推しの子】』
4位『地獄楽』
5位『生まれ変わってもよろしく』
6位『大奥』
7位『サンクチュアリ -聖域-』
8位『マッシュル-MASHLE-』
9位『セレブリティ』
10位『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
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