7月28日に公開され、9月18日までの53日間で、興行収入32億2500万円、観客動員254万8000人を記録した『キミスイ』こと『君の膵臓をたべたい』。映画公式サイトでは、映画と原作、双方のリコメンドカードを作成・掲出し互いを応援しようというコンセプトのもと、7月1日より書店での「映画×原作 相互応援キャンペーン」&図書館を中心とした「棚作りコンテスト」を実施。結果、「映画×原作 相互応援キャンペーン」には54店舗、「棚作りコンテスト」には67館から応募があり最優秀賞が決定。主演の浜辺美波が最優秀賞の店舗&図書館を表敬訪問した。
9月15日。まず、浜辺が向かった先は、全国キャンペーンスタートの地・福井。原作表紙のモデルとなった足羽川が流れるこの県で訪れるのは、「棚づくりコンテスト」で最優秀賞となった福井県立鯖江高等学校。学校に着いて早々、浜辺は図書館を訪問。司書教諭に迎えられ、実際の「キミスイ」棚を見ると「手書きの装飾など、すごく手の込んだ棚でびっくりしました」とコメント。
さらに、体育館で行われている全校集会にサプライズ訪問。登場するや否や「美波ちゃーん」と叫ぶ生徒も現れ、歓迎の悲鳴が上がった。また、同校の新聞部の公開取材が行われ「(福井名物)ソースカツ丼の大盛りを食べたい」といったコメントも飛び出し、生徒たちは大喜び。自身も17歳ということもあり、同世代との交流に浜辺も「1つひとつの応援がとても温かくて、力になりました!」と飛び切りの笑顔を見せ、最後には同校の司書教諭が手作りした看板を持って記念撮影に臨んだ。
続いて9月17日には、映画のロケ地で、インタビューでも思い出の地として度々挙げていた福岡で舞台挨拶。台風18号の影響で、自身も空港で4時間以上待機した後、何とか劇場へ到着。TOHOシネマズ 天神・ソラリア館に集まっていた観客に対し「台風が近づいていたということで、来ていただくのが大変な方もいらっしゃったと思います。こうしてお会いすることができて本当に嬉しいです」と挨拶。国内では最後となる舞台挨拶に寂しさを滲ませながら「(大ヒットという)嬉しい報告ができたのはみなさんのおかげです。ずっと関わっていたいと思う作品になりました。本日は台風の中、お越し頂いて本当に有難うございました」と締めくくった。
翌9月18日には、福岡市内から車で約1時間の、「映画×原作 相互応援キャンペーン」最優秀賞のTSUTAYA積文館書店八女店を訪問。書店員が「浜辺さんに会いたい! という想いで作りました」という特設コーナーは書店の一番目立つ場所にあり、浜辺も桜の花びらの装飾や手作りのPOP1つひとつを眺めながら、制作した書店員たちに感謝の気持ちを伝えた。
また、絵馬には「みなさんが末永く健康でいられますように!」と、この映画の“ご縁”で出会ったみなさん、映画を応援してくれた観客への感謝を込めた思いを記し、「山内桜良役・浜辺美波」としての長期間に及ぶプロモーションを締めくくった。
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