【興行トレンド】日本製オリジナルドラマが増えた理由とは?
動画配信サービスで日本製オリジナルドラマが増えている。製作を加速させているのがアマゾンで、毎月新ドラマをリリースしている。
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園子温が総監督と脚本を手がけた『東京ヴァンパイアホテル』は人類の滅亡を図る吸血族と、人類の戦いを夏帆と満島真之介の主演で描く。6月16日から配信が始まり、全9話。剛力彩芽がサイバー犯罪に挑む『フェイス―サイバー犯罪特捜班―』は7月11日から配信が始まり、全10話。『クローバー』の漫画家・稚野鳥子による人気恋愛マンガを山本美月でドラマ化した『東京アリス』は8月25日から配信が始まり、全12話。松田翔太、テミンが共演した『ファイナルライフ−明日、君が消えても−』は9月8日から配信開始。全12話。
dTVでは、フジテレビが運営するFODと共同で野島伸司が脚本を手がけた『パパ活』(渡部篤郎、飯豊まりえ)を製作。6月26日から配信が始まり、全8話。映画『銀魂』と連動した『銀魂〜ミツバ篇〜』(小栗旬、柳楽優弥、吉沢亮、北乃きい)を製作し、7月15日から全3話を一挙配信した。
日本テレビが運営するHuluでは、日テレ系のテレビドラマ『ゆとりですがなにか』のスピンオフ『山岸ですがなにか』を7月2日から配信を始め、全4話。玉山鉄二と佐々木希が共演し、野島伸司が脚本を執筆した『雨が降ると君は優しい』は9月16日から配信開始。全8話。小林聡美と大島優子の出演で、WOWOWと『コートダジュールNo.10』を共同製作。WOWOW版(全5話)とHulu版(全4話)が11月から放送および配信される。ちなみにHuluは日テレとの連携オリジナルドラマが多く、『THE LAST COP/ラストコップ』『デスノート NEW GENERATION』『銭形警部』などを配信している。
ネットフリックスでは明石家さんまの連続ドラマ初プロデュース作品『Jimmy アホみたいなホンマの話』を7月から配信する予定だったが、キャストだった小出恵介の無期限活動停止により再撮影を決めて配信を延期。テレビ東京と共同でマンガ『さぼリーマン甘太郎』を尾上松也主演でドラマ化。7月からネットフリックスで先行配信後、テレビ東京で放送している。さらに、テレビアニメや実写映画化されたマンガ『僕だけがいない街』をドラマ化。古川雄輝が主演を務め、冬に配信予定だ。
相良智弘(さがら・ともひろ)
日経BP社、カルチュア・コンビニエンス・クラブを経て、1997年の創刊時より「日経エンタテインメント!」の映画担当に。2010年からフリー。
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