菅田将暉が10月7日に丸の内ピカデリーで行われた映画『あゝ、荒野 前篇』初日舞台挨拶に、共演のヤン・イクチュン、木下あかり、高橋和也、山田裕貴、木村多江、ユースケ・サンタマリアと、岸善幸監督とともに登壇した。菅田はヤンから突然「僕は(映画の中で)菅田さんをたくさん触りました。好きです」と告白されると「後日、事務所を通してみなさまにご報告できるように」と笑顔で返していた。
本作は、寺山修司が残した唯一の長編小説を、映画『二重生活』の岸監督が、主演に菅田、ヤンを迎えて映画化。2021年の東京を舞台に、拠りどころのない2人の青年が、吸い寄せられるかのようにボクシングと出会い、人生をやり直していく姿を描いた物語だ。
ボクシングが題材の本作にちなみ、ゴングとともに客席後ろから登場した菅田とヤン。慣れない登場に菅田は「こういうとき役者ってダメだよね」と苦笑いを浮かべると、ヤンも「ものすごく恥ずかしい」とつぶやく。
それだけ入念に俳優たちの演技を撮った岸監督は「実はあと2時間ぐらいは使いたかった」と発言すると、ヤンは「きっと500分でもいい映画だと思います」と作品のデキに自信をのぞかせる。菅田も「言いたいことはいっぱいあるのですが、完成した作品を見て『あゝ、荒野』に関わった人たちの思いがこんなにも熱く感じる映画は今までもなかった。こういった輪が、この時代でも広がっていくんだなと実感できました」と感無量な表情を浮かべていた。
(text&photo:磯部正和)
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