7月28日に封切られ、10月15日までの80日間で興行収入34億4016万400円、観客動員271万4539人と大ヒット中の『君の膵臓をたべたい』。この映画が開催中の第22回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門に正式招待され、10月15日にメイン会場である「映画の殿堂」の野外劇場で公式上映。主演の浜辺美波と月川翔監督が現地入りした。
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ともに国際映画祭は初参加となる2人は、映画上映前に釜山・海雲台(ヘウンデ)ビーチに設置された野外ステージ・BIFFビレッジで行われたファンミーティングに登場。当日は朝から雨が降っていたにも関わらず、100人を超える釜山国際映画祭に訪れた一般客やメディアが集まり、大きな拍手で迎えられた。
同映画祭について月川監督は「国際映画祭への参加は今回初めてですが、韓国映画が大好きなので、韓国のみなさんに見てもらえることをとても嬉しく思っています」とコメント。浜辺は「“私たちが出会ったのは運命ではなく、私がしてきた選択と、君がしてきた選択が私たちを会わせたんだよ”というセリフがあります。私が今、ここに立てていることや、この映画に出演できたことを運命と言ってしまうのではなく、これまでの努力の積み重ねや、たくさんのご縁のおかげだと思っています」と語り、客席からは大きな拍手が起こっていた。
20時から行われた上映前の公式舞台挨拶では、約5000人の映画ファンが会場に詰めかけ、異例の追加席を設置するほどの大盛況。映画祭関係者も「オープンシネマ史上最大規模の動員だ!」と驚きを隠せない様子。観客と野外での広い会場に圧倒されながらも、2人が「アンニョンハセヨ」と笑顔で挨拶をすると、会場からは「おおおお!」と地響きするような歓声が沸き起こった。
その反応に驚きつつも、月川監督は「このタイトルに怖がらずに見に来てくださって、とても嬉しいです!」と話すと会場は爆笑。あまりの壮観な景色に「みなさんの写真を撮らせてください!」と舞台上から自身のスマホで客席を撮影。さらに浜辺が「オヌル、クッカジ チュリュギョ ジュセヨ(今日は、最後まで楽しんでください)」と韓国語で喋ると、より大きな「おおおおおおおおおお!」という歓声が! 2人は来場した観客との記念撮影を行い、終始笑顔で舞台挨拶を終了した。
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