俳優の高橋一生が10月21日、新宿武蔵野館で行われた映画『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ』初日舞台挨拶に、桜井ユキ、佐々木一平、阿部純子、満島真之介、二宮健監督、劇中バニーガールをつとめたジャスミン、円谷優希とともに登壇した。
・『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY』初日舞台挨拶、その他の写真
本作は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015で審査員特別賞を受賞した映画『眠れる美女の限界』をセルフリメイク。女優を目指して上京した29歳の女性が、サーカス団のマジシャンの助手をしているうちに、催眠術にかかり夢と妄想の境界が破綻していく姿を描いた衝撃作。
この日は、劇中「ときめきチャーリー」としてMCをつとめた満島が、作品と同様の衣装で登場し、ハイテンションでキャストや監督たちにトークを展開。高橋に対しては「今、人気者ですよね」と絡むと「あなたをデートに誘えるのはいつ?」と誘惑。すると高橋も「秋の予定は3年先まで詰まっていると聞いているけれど、僕は今日でもいくよ」と熱い視線を送る。
そんな高橋にとって、本作は思い入れの強い作品のようで「1年半前に撮影した作品が、こういう形で上映できる機会をいただけました」と笑顔をみせると「こういう劇場のサイズで、みなさんに近い状態で映画を見ていただける。こんなに嬉しいと思ったことは今までなかったかもしれません」と語っていた。
作品にちなんで妄想していることを聞かれた高橋は「二宮監督とまた映画をご一緒できることを妄想しています」とラブコールを送ると、二宮監督は「僕の仕事は妄想するようなものなのですが、1時間半もみなさんに妄想をお見せしてしまいました。これからもみなさんの期待にこたえられるような妄想を届けたいです」と語り口は静かながらも熱い思いを語っていた。
(text&photo:磯部正和)
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