時価6億円を真珠を巡る大騒動!「相続」と「家族」を描く『親のお金は誰のもの 法定相続人』公開決定
少子高齢化社会と言われる今だからこそ、向き合うべき「成年後見制度」
比嘉愛未と三浦翔平がダブル主演するハートフル・エンターテイメント映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』が、公開されることが決定した。本作より場面写真とキャスト&監督コメントを紹介する。
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本作のテーマは「相続」と「家族」。少子高齢化社会と言われる今だからこそ向き合うべき「成年後見制度」(2000年に発足)の問題と、時価6憶円の真珠を巡る家族の大騒動を描く、「学び」「笑い」「涙する」ハートフル・エンターテイメント作品だ。
ダブル主演を務めるのは、テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する比嘉愛未と三浦翔平。比嘉演じる大亀遥海は、三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親(大亀仙太郎/三浦友和、満代/石野真子)をもつ3人姉妹の3女。三浦翔平演じる城島龍之介は、成年後見に注力している弁護士で、あることをきっかけに大亀家と関わりを持つことになる。
成年後見制度とは、家庭裁判所で選ばれた後見人が認知症、知的障がい、精神障がいなどの理由で判断能力が不充分な状況にある方々に代わり、契約、各種の手続き、財産の管理を行う制度。1999年の成立以後、成年後見制度の利用者数が増える一方で、毎年、成年後見人等による不正トラブルが数多く明らかになっている。2014年以降、被害のピークは下がっているが、毎年10億円を超える被害額が出ている。
本作の撮影は、2022年4月から映画の舞台でもある三重県伊勢志摩市を中心に行われ、6月にクランクアップ。メガホンを取るのは、『利休にたずねよ』(13年)『サクラサク』(14年)『海難 1890』(15年)『天外者』(20年)の田中光敏監督。前作『天外者』では「第34回日刊スポーツ大賞」の「ファンが選ぶ最高作品賞」、「第94回キネマ旬報ベスト・テン」の「読者選出日本映画ベスト・テン第1位」を受賞。今回、自身数10年ぶりとなる現代劇作品を監督する上で、「『相続』を笑いと涙と家族の織り成すエピソード。楽しく描きました」と語る。
脚本を担当した小松江里子は、『利休にたずねよ』『海難 1890』『天外者』を田中監督と共に生み出した名コンビ。社会問題と真珠を巡る家族の喜劇、さらに伊勢志摩の壮大な風景を織り込み、オリジナルストーリーを誕生させた。コロナ禍や戦争など、改めてそこにある幸せに触れることができる「家族の物語」でもある。
紹介する場面写真は、ダブル主演となる比嘉と三浦の共演シーンと、夫婦役を演じる三浦と石野の仲睦まじいシーンととなる。また、本作のキャスト&監督からコメントが到着した。
■比嘉愛未(大亀遥海役)コメント
今回、ずっとご一緒したかった田中光敏監督。そして私のドラマデビュー作品でもあるNHK朝ドラ『どんど晴れ』の脚本家でもある小松江里子さん。このお2人の作品に呼んで頂き、とても嬉しく光栄でした。
成年後見人という制度から起こる、家族の人間模様が丁寧に、シリアスになり過ぎず、むしろ面白くて思わず笑ってしまうような軽快さがあるこの作品。
舞台となった伊勢志摩の自然や文化などの美しさも必見です‼︎ 家族との向き合い方を改めて感じて頂けるのではと思っております。ぜひご期待下さい。
■三浦翔平(城島龍之介役)コメント
コメディ? ハートフル? ジャンル分けをしちゃいけない、色んな意味で「振り幅が広い」映画になりましたね。「法律」「相続」「真珠」「家族」、テーマはしっかりとしていますが、どのキャラクターも遊び心満載で、キャラクターの心情もそれぞれ異なっているので、何回か見て頂けると、より楽しめると思います。
最後は見事に田中監督のマジックにかかってしまいました。是非、劇場で楽しんでください。
■三浦友和(大亀仙太郎役)
舞台は三重県志摩市です。志摩といえば真珠です。私は伝説の真珠職人を演じています。英虞湾の美しさを今回初めて知りました。今まで経験のない絶景でした。真珠職人の方々、志摩市の方々の心からの応援おもてなしをいただき、遺産相続にまつわる決して他人事ではないお話を、シビアにコミカルに描いた素敵な映画ができました。
■石野真子(大亀満代役)
伊勢志摩のターコイズブルーに輝く美しい海に囲まれその海と共に真珠の命を育む腕利きの養殖家の役をさせていただきました。大切な核入れなど、真珠について色々教わり体験ができ、より一層真珠の輝きに魅了されました。また、地元の方々にも大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。
『親の金は誰のもの 法定相続人』
タイトルはドキッとしますけど、訳すと愛されたかった、愛したかったなのかな?
家族って、親子って
夫婦って…。
意識していても、しなくても、いつも根底にあって知らず知らずに揺さぶられているものですねぇ。。
■田中光敏監督
テーマは愛と許し。私たちが生きていく中で、やがてやってくる相続問題。
その「相続」を笑いと涙と家族の織り成すエピソードで楽しく描いていきます。今回、コメディタッチで楽しい作品作りを目指し、たくさんの個性的な実力派俳優たちに参加していただき、それぞれの役柄を見事に演じていただきました。見ていただくお客様の中には、「きっとこれは私の家の話かも?」「うちもそろそろ考えなきゃ!」など、共感できるエピソードや登場人物に出会うことだと思います。
是非、「オヤ金」、最後の最後まで楽しめる作品となっているので、お楽しみください。
見る度に新しい発見がある物語だと思います。
『親のお金は誰のもの 法定相続人』は2023年秋に劇場公開。
・『親のお金は誰のもの 法定相続人』の場面写真はこちらから!
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