映画『ブレードランナー 2049』のジャパンプレミアが10月24日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、来日したハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が出席。入場時には劇場中央の扉より登場し、客席間の通路を歩きながらサインに応えるなど、日本のファンとの交流も楽しんでいた。
・『ブレードランナー 2049』ジャパンプレミア、その他の写真
本作はレプリカント(人造人間)と彼らを追うブレードランナー(捜査官)との攻防を描いたSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編。前作から30年後を舞台に、ブレードランナーのK(ライアン・ゴズリング)がレプリカントに関わる陰謀の真相を追ううちに、姿を消していた前作の主人公デッカード(フォード)に行き付くというストーリーだ。
ステージに登壇したフォードは、開口一番「アリガト」と日本語で挨拶。「日本の方は前作をとても好意的に受け止めてくれましたので、今回も楽しく見ていただけると嬉しいです」とコメント。
前作では日本文化が入り混じったビジュアルも話題になったが、ヴィルヌーヴ監督は本作でもそれは受け継いでいるといい、「デザインや技術、衣装など色んな要素を通して、おそらく全編に渡って日本の影響を感じられると思います。広告や看板に日本的なものがたくさんあるので、そこも注目してください」とアピールした。
続いて、胸元を解放したセクシーなドレスで登場したラヴ役のフークスは、マーシャルアーツのトレーニングも積んで挑んだアクションについて「この役が決まった翌日からトレーナーが付いて、週6日間、毎日6時間トレーニングをして、見かけも自分の感覚も強くなれました。大変でしたけど、そのおかげで劇中のファイトシーンをうまく演じられたと思います」と晴れやかな笑み。
最後はフォードがMCから本作におけるデッカードの魅力について聞かれ「とても複雑でユニークな世界の中で、物語をストーリーテリングしていく役割です。前作でもそういう機会を得ましたが、今回はあの環境の中でさらにどう役柄を広げるか専念しました。このような厚みのある作品に参加できたことを嬉しく思います」とコメント。ファンの歓声が起こる中、手を振って答えながら会場を後にした。
『ブレードランナー 2049』は10月27日より全国公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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