生田斗真主演、広瀬すず共演で、河原和音原作で累計発行部数600万部の人気コミックを実写映画化した『先生!』。この作品の初日舞台挨拶が10月28日に新宿ピカデリーで行われ、生田と広瀬をはじめ、竜星涼、森川葵、健太郎、中村倫也と、三木孝浩監督が登壇した。
盛大な拍手と黄色い歓声で迎えられる中、生田が「いよいよ『先生!』が公開初日を迎えました。この作品がたくさんの方に届くと信じています!」と挨拶。広瀬も「初日から足を運んでいただきありがとうございます。もう公開したんだなと思うと寂しい気持ちになりますが、たくさんの方に愛される作品になればと思います」と笑顔で続けた。
この日は、劇中でも印象的だった広瀬演じる響が「未来で“後悔”したくないから。今は一番好きな人を好きでいたい」と伊藤先生への思いを叫ぶシーンにかけ、キャスト陣が“公開”日に“後悔”しないよう、「今だから言える、初めての告白」を暴露するという催しも。
まずは広瀬が「もしかしたら、もう気づいているかもしれないのですが」と静かに口を開くと、「ウエディングドレスを着た響と伊藤先生との屋上でのキスシーンで、お昼ご飯にカレーを食べたんです。お昼ご飯が2種類くらいあって。生田さんに『どっち食べる?』って聞かれてカレーを選んだのですが、『本当に(カレーを)食べるの?』ってマネージャーさんから呼ばれて(笑)。告白するなら今かな」と暴露。これに生田は「全然気づかなかった」と驚いた表情を浮かべると、広瀬は「『広瀬すず、カレー選ぶんだ』って思われるかなってドキドキしていました(笑)」と可愛らしく告白した。
また竜星は「嫌いになったとか、そういうわけではないのですが…」と前置きをしつつ、「“伊藤先生”という名前で登録していたアドレスがあって。最近連絡先を整理したのですが、“伊藤先生”の名前を見たとき、『学校の先生かな?』と思って消しちゃったんです。でも後日、斗真君のアドレスがないことに気づいて…。(連絡先)教えてもらっていいですか?(笑)」と告白し、場内は大きな笑いに包まれた。
さらに森川は「昔、三木監督の作品のオーディション受けて落ちたとき、すごく悔しい思いをしたので、今回は出演することができて本当に嬉しいです」と過去の意外なエピソードを告白! 広瀬も「私も昔(三木監督作品のオーディションに)落ちたことがあります」と続けると、三木監督は「落ちる・落ちないは役者の実力じゃなくて、キャラクターに合うか合わないかという問題なので…。ごめんなさい」と思わず平謝り。
その生田は「ずっと(告白したいことが)あるかなと思って考えているんですが」と悩みつつ、「目が悪いです。伊藤先生はメガネをかけている役ですが、僕自身も視力が0.06くらいしかなくて。コンタクトを外したらたぶん、広瀬すずか広瀬アリスかわからないかもしれない(笑)」と打ち明け、会場は大爆笑。
最後に広瀬が突然「先生!聞きたいことがあるんです。せーのっ」と声を上げると、会場全体から「先生、好きになってもいいですか?」とサプライズで告白し、客席には大きなハートマークも出現。これに生田は驚きながらも「いいよ」と優しく答え、客席からは黄色い歓声が! このサプライズに生田は「嬉しいです、ありがとうございます!」と笑顔を見せながら、「めっちゃびっくりした!」と喜びを噛みしめ会場を後にした。
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