広瀬アリス主演『巫女っちゃけん。』が10月29日に東京国際映画祭で特別上映され、広瀬をはじめグ スーヨン監督、主題歌を歌うアレクサンドラ・スタンが舞台挨拶に登壇した。
主人公は現在就活中のしわす(広瀬アリス)。父が宮司をしている神社で巫女のバイトをしており、「就職が決まったら巫女なんかすぐにやめてやる」と言いながらも、彼女にはやりたいことや夢が特にあるわけではない。しかも、子どもの頃に母が家を出て行ったことがトラウマとなっており、何かと反発してしまう。
そんな時、神社でボヤ騒ぎが起こったり、賽銭や食べ物が盗まれたりする事件が発生。夜中の境内見回り中に、しわすは社殿に隠れていた5歳の少年・健太を捕まえる。だが健太は一切口を聞かず、しかたなく、しばらく神社で面倒を見ることになり、イヤイヤながらしわすが健太の世話係になる。そんなある日、健太の母親・美和(MEGUMI)が迎えに来るのだが……というストーリーだ。
しわすを演じた広瀬は「本日はお足元の悪い中、お越しいただきましてありがとうございます」と挨拶。監督も「本日は台風です。こんなにたくさんの方に来ていただき感動しています!」と続けた。
その後、主題歌を歌うアレクサンドラ・スタンも登壇。「私は今とっても緊張しています。しかし、この映画に参加できたことを非常に嬉しく思っています」と胸の内を語った。
そんなスタンについて監督は「巫女の映画の主題歌を外国の方が行うってのもまた珍しいですよね(笑)。まさかやってくれるとは思わず、引き受けてくださった時は非常に嬉しかったです」と感謝の言葉を述べると、「せっかくなので、この場で一節、ワンフレーズ!」とリクエスト。するとスタンはアカペラで主題歌を生披露し、会場からは大きな拍手が沸き起こるとともに、広瀬も「うわぁ〜、本物だ! まぁ、そりゃ本物って話ですよね」と話し笑いを誘った。
これに監督は「自由にとは言っても、彼女はしっかりと役を作り込んできてくれてますからね。こちらが求めているものを、全て伝えなくても汲み取ってくれる、それを表現してくれる最たる役者です」とコメント。すると広瀬は「自由すぎてMEGUMIさんに『ババァ』と言い、さわちゃん(仁村紗和)には『ブス』と言い、色々本当にひどいことを言ってしまいすみません」と謝り、またまた会場の笑いを誘っていた。
『巫女っちゃけん。』は2018年1月20日より福岡先行公開、2月3日より新宿武蔵野館ほかにて全国公開となる。
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