11月3日に公開となった萩本欽一の4年間を追った最初で最後の密着ドキュメンタリー『We Love Television?』。この映画の公開2日目舞台挨拶が11月4日に茨城ゴールデンゴールズの本拠地である稲敷市にて行われ、萩本と土屋敏男監督が登壇。また、7年ぶりの欽ちゃんの稲敷凱旋に、劇場にはゴールデンゴールズの現監督である片岡安祐美、稲敷市の田口久克市長も駆け付け、訪れた稲敷市市民とともに凱旋を祝った。
当日の司会は本作の配給会社である日活の配給宣伝部長が担当。慣れない素人司会に萩本は「暗めの司会でお送りしております」と早速突っ込み。続けて「今回、僕は映画を撮っていることを全く知らなかったんだけど、何で怪しまなかったって、土屋ちゃんがずっとカメラ持ってるのね。いつもカメラ持ってるから撮ってるの全然気づかなかった。司会やってる日活の人に『なんでこの映画公開するって決めちゃったの?』って聞いたら『立ち話で』だって(笑)。それ、土屋ちゃんに騙されてんじゃないの?って言ったよね」と暴露し会場を賑わした。
一方、先日放送された日本テレビの『24時間テレビ』で公開プロポーズを受けた片岡は「おかえりなさい! 欽督(萩本の監督時代の愛称)とは24時間テレビぶりにお会いしますが、おかげさまでお嫁にいけることになりました。年内入籍を目標に頑張ります」と挨拶。
最後には「今日は久しぶりに友だちに会った気分。駆け付けてきてくれてありがとう。僕はまだ(視聴率)30%をあきらめてない。この映画を見たみなさんは僕の夢の目撃者だから半券を捨てずに取っといて。もしこれから僕が30%とることができたら、半券を見せに来てよ。そしたら飯に連れて行くから」と萩本らしい親しみに溢れたコメントを送ると、自ら客席に駆け寄り、観客と固く握手を交わして舞台挨拶は終了した。
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