山田孝之と長澤まさみ共演で、アダム・サンドラーとドリュー・バリモア共演のロマンティック・コメディ『50回目のファースト・キス』(04年)を原案とした『50回目のファーストキス』を映画化。2018年6月1日に全国公開されることがわかった。
・福田雄一監督が「日経エンタテインメント!」が選ぶ「ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー2017」グランプリに!
舞台はハワイのオアフ島。ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠依という明るく魅力的な地元の女性と出会う。2人はたちまち意気投合し、次の日も会うことになるが、翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていない。実は瑠依はかつて事故に遭い、新しい記憶が一晩でリセットされてしまう後遺症を抱えていたのだ。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日初対面の瑠依をあの手この手で口説き落とし、毎日ファーストキスをくりかえすことになる。
大輔役を山田、瑠依役を長澤が演じる。2人の映画での共演は『そのときは彼によろしく』(07年)以来10年ぶり。かつて、山田がテレビ版、長澤が映画版と、フィールドは違えど、ともに『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演した2人が恋人役でタッグを組み、日本のラブストーリー史に新たな金字塔を打ち立てる。
脚本・監督をつとめるのは、今年、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』という2本の映画が公開となり、「日経エンタテインメント!」が選ぶ「ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー2017」グランプリに選出された福田雄一。コメディ街道をひた走ってきた福田監督が、本作で初めて渾身のラブストーリーに挑む!
本作出演に山田は「脚本を読む度に、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか。ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディとして素晴らしく面白い。その素晴らしい脚本をキャスト、スタッフが心の底から愛していて、きっとその全てを映像に収めることができた。完成作を見たときも涙が止まらないことが想像できる。そして劇場を後にする際、我々は思うだろう。『福田雄一に泣かされたことが少し納得いかない』と」とコメント。
また、福田監督も「この映画のお話を頂いてから原作の映画を見ました。ハワイで長期で滞在する機会があり、ハワイにもリゾート地とは違う、とてものんびりとした住民の人たちの生活があることを知りました。リゾートとしてのハワイしか知らなかったらこの映画を撮ることに勝算は持てなかったと思います。ちゃんと違う側面を知ったからこそ、このお話をお受け出来たと思っています。気心知れた山田くんと長澤まさみちゃんはまさにイメージ通りのキャストでした。ハワイでの撮影は丸々1ヵ月でしたが、あっという間でした。初めてのラブストーリーに挑戦ですが、あのザッカー兄弟のジェリーが『ゴースト』をやっているように、ギャグコメディばかりやってきたこのチームでラブストーリーやってるだけで新鮮で楽しくて仕方ないんです。笑えますし、しっかりとラブストーリーとして仕上げました。幅広い世代のお客様に楽しんで頂けると思います。ちなみに僕、初めて撮影中、モニター見ながら泣きましたし、編集してまた泣きました」と話している。
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