映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の完成披露会見が11月7日に東京国際フォーラムで行われ、堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が出席した。
・『DESTINY鎌倉ものがたり』完成披露会見、その他の写真
本作は西岸良平のベストセラーコミック「鎌倉ものがたり」を実写映画化した冒険ファンタジー。幽霊や魔物が人と一緒に暮らす摩訶不思議な鎌倉を舞台に、黄泉の国に旅立った妻の亜紀子(高畑)を救うべく奮闘する、ミステリー作家・一色正和(堺)の姿を描く。
堺と高畑は夫婦役にして初共演。奇しくも同時期にNHK大河ドラマ『真田丸』と朝ドラ『とと姉ちゃん』に出演していた縁もあり、堺は「NHKの廊下で時々ご挨拶をさせていただいていまして、なぜかトイレの前が多くて。舞台も色々なものをやっていらっしゃると聞いていましたし、朝ドラも立派につとめられていましたから、根拠のないい信頼感がありました。後で年を聞いて、そんなに若かったんだとびっくりしました」と回顧。
高畑も「いつかご一緒できたらと思っていましたけど、年齢も離れているので夫婦役がもらえるなんてそんなラッキーなことはないと思ったので、びっくりしたし嬉しかったです」と当初の喜びを振り返りつつ、「それこそNHKのトイレの前で会った時に『今度一緒だね。嬉しいよ!』とハグせんばかりに言ってくださって。キャスト表を見た時に大先輩ばかりで結構肩に力が入っていたけど、そうフランクに言ってくださったのでとてもホッとした記憶があります」と堺の人柄に助けられたエピソードを語った。
一方の堺は、堤と高畑と3人で本作を試写で鑑賞した際、共感して思わず高畑の手を握りたくなってしまったことを明かし、「堤さんがいなかったら握っていたかもしれないなと。ふとした時に隣で握れる手があるのは素晴らしいと思いました」と照れくさそうに述懐。これに高畑が「握ってくれたら良かったのに」とチャーミングに突っ込み笑いを誘っていた。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日より全国公開となる。
(text&photo:中村好伸)
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