大泉洋が『映画ドラえもん』シリーズ38作目にして来春公開となる『映画ドラえもん のび太の宝島』でゲスト声優をつとめることがわかった。
・『映画ドラえもん』最新作が興収40億円突破し新シリーズ歴代1位に!
『映画ドラえもん』シリーズは1980年に第1作目が公開。以来、作品を重ね、今年3月に公開されたシリーズ37作目の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は、06年公開の『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』から始まった新シリーズの中で、最高興行収入である44.3億円を記録し、2年連続で興収40億円超えをはたしている。
新作『映画ドラえもん のび太の宝島』の監督を手がけるのは、テレビアニメ『ドラえもん』の演出を数多く手がけ、本作で初の映画シリーズの監督をつとめる今井一暁。脚本を、『バケモノの子』『君の名は。』など映画プロデューサーとしてのみならず、「世界から猫が消えたなら」「四月になれば彼女は」など作家としても活躍している川村元気が担当する。
本作で大泉が声を演じるのは、のび太たちを襲う海賊船の船長で、宝島に眠る財宝のカギを握るキャプテン・シルバー役。これまでは明るくユーモアに溢れたイメージのある大泉だったが、今回は大海原でのび太たちに立ちはだかる怪しく謎に包まれた海賊船の船長という難役に挑む。
「脚本を読んでみると、これまた良いんです。ドラえもんの映画って、大人が見ても面白いし、泣いちゃいますが、今回も本当にぐっとくる物語でした。特に、僕みたいに子どもを持つ親にはもう、参っちゃいます。娘はまさに今がそうですが、僕も立派なドラえもん世代。子どもの頃は漫画を買って読んでいましたが、僕は完全にのび太ですよね。出木杉君ではない。のび太って、全然やらなきゃいけないことやらないでしょう? 最終的にドラえもんに頼る姿は、かつての兄に頼る僕です。兄は僕のドラえもんでした(笑)。今回は、宝島のカギを握る海賊船の船長という役どころなので、何かひとつ信念を持っているような、深みのある大人の男を演じられたらと思っています。ドラえもんの世界に自分が参加していることに感動していますが、まずは映画を盛り上げられるよう頑張ります!」と述べると、「最後に、娘に一言贈ります。『パパ、頑張るからね!』」と話している。
『映画ドラえもん のび太の宝島』は2018年3月3日より全国公開となる。
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