女性ファッション誌「エル(ELLE)」が主催する「エル シネマ大賞2017」の授賞式が12月12日にスペースFS汐留で行われ、「エル ベストアクトレス賞」に輝いた女優の長澤まさみ、各賞を受賞した中条あやみ、坂口健太郎、河瀬直美監督が出席した。
同賞は、ファッションメディア「ELLE(エル)」が独自の視点でその年のナンバーワンとなる映画を選ぶべく2015年より開始したもので、審査員には文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約50名が参加。日本の映画界で輝く女優たちに送る「エル ベストアクトレス賞」には長澤、監督に送る「エル ベストディレクター賞」には河瀬監督、映画界で躍進を遂げた女優に送る「エル・ガール ライジングアクトレス賞」には中条、今年最も目覚ましい活躍をした男性に送る「エル メン賞」には坂口がそれぞれ選ばれた。
シックな黒いドレスで授賞式に出席した長澤は、まずは出演作の『散歩する侵略者』についてMCから聞かれ、黒沢清監督との撮影について「いつかは一緒にお仕事ができたらいいなと思っていたので、まさかこんな日が来るとはという感じで、とても充実した時間でした」と笑顔。続けて「この仕事は孤独な作業だと思うので、こうやって賞をいただけることは今後もがんばれと言っていただいている気がしてとても嬉しいですし、賞をいただくということはいいことなんだなと思いました」と受賞の喜びを語った。
一方、今年は『覆面系ノイズ』も公開され、20歳という節目を迎えた中条は、「前へ進みたいと思いつつも、自分の力ではどうにもできない部分もあります。そういう時には色んな人の力を借りながら前に進ませていただいて、すごくたくさんの人に支えられ、愛されてここまで来られたので、これからは恩返しができるように頑張りたいです」と感謝の気持ちをコメント。
2018年の抱負を聞かれると「暴れたいです」と声を弾ませ、「少しずつ名前を覚えてもらえるような女優さんになりたいです」とアピール。そんな中条に長澤は「今しかできないことをやって、来年は暴れてほしいと思います」とエールを送っていた。
(text&photo:中村好伸)
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